始めに

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どのタイプ?

 問題が出たら、「当事者」がどんな反応をするのかで、「周辺者」の対応が違うらしい。

 トラブルが出たときの「当事者」の言葉はどれ?
 
「困ったなあ、まあ、いいや、そのうちに、なんとかなるよ」
「次は大丈夫だから、そのままでいいや」

 
 →トラブルは、ずっと続きます。減らしたいのなら、ほめつつ、「こうしてほしい」とお願いして、少しずつ意識を変えてもらう。ただし、何度言っても、効果が出にくい。

「面倒だな、なんで、俺が?」
「お前が変わればいい。お前が合わせたらいい」


  →トラブルが多いうえに減らないタイプ。ほめつつお願いしても、自分のやり方にこだわるので、合わせていたら限がない。様子を見つつ、やりたくないことはやらないように、相手のペースに乗ると大変です。

「どうせ、俺は失敗が多い」
「なんで、失敗ばかりするんだろう。ごめん」

   
   →悩むのは、だれでもあるけれど、あまりに長い時間、ずっと、そうだったら、合わせていたら疲れてしまうので、おだてながら、距離を取りつつ、「こういう方法もあるよ」と提示してみる。パニックを起こしやすいのも、このタイプらしい。パニックになったら、落ち着かせてから、対応しましょう。


「なんで、こんな目に、私のせいじゃない」
「○○○が悪いからこんなことになる」

             
  →受容プロセスの「怒り」状態。ここで止まる人の場合は、「周辺者」は、対応に困る。どうしても対応しないといけないもの以外は、無理をしないこと。
  


「周辺者」が「当事者」に愛想をつかす前の状態の話です。愛想をつかしてしまった後だと、心はなかなか、そのことに向き合えないと思います。「周辺者」の心が、疲れ切ってしまい、カサンドラ症候群の状態が長引く場合は、距離を取った方がよさそうです。
  →「心が離れている場合

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医