始めに

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行動の真似をする

 アスペルガーは、自分の行動を、あらかじめ、何も言わなくても、他人は理解しているものとして行動してしまう子供も多いようですが、大人になっても、その感覚を持ったままの人もいるようです。そんなわけはないので、トラブルだらけになります。当然、怒られる確率は、「周辺者」より多くなる場合があります。そうすると、次にどうするかというと、近くにいる人の真似をするようです。でも、理解できていないらしく、「ああいう行動をすれば怒られない」と思い込んでいるだけで、まったく同じ状況じゃないことも多くなり、その度に怒られやすく、「いったいなぜ?」と戸惑うようです。
 理解はしてないけれど、そばにいる人の真似をする。それで、うまくいく場合は、トラブルが少ない。合ってなければ、トラブルだらけになるようです。ところが、ここで問題が出てきます。アスペルガーにはタイプがあるからです。受け身型は、怒られても、周りに合わせようとしまう。言い張りません。それで、症状は改善はされないので、発見が遅れるようです。
 積極奇異型は、言い張ります。自分が正しいと。それで、トラブルが多くなり、「あの人の真似をしているのに、私が悪いわけがない」と「周辺者」が悪いと言い張ってしまうケースもあります。

 真似をしてトラブルがなかったら、うまくいっていると思い込み、トラブルだらけになったら「周辺者」のせいにしてしまうと、そして、そのまま大人になっていると、大変です。
 社会に適応しようとして悩んでしまう人が多い、受動型。自分が正しいと言い張ってしまう積極奇異型。孤立型は、我が道を行くので、トラブルは少ないようですが、できる仕事が限られるようです。それぞれのタイプに合わせて、注意や説明を考えていかないといけないようです。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医