始めに

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ユニバーサル解説本

 アスペルガー症候群は変化を好まないらしい。理由は、戸惑ってパニックになるからだそうです。こだわりが強く、同じやり方ばかりするらしい。臨機応変なんて言われると「どうしたらいいんだ??」と分からなくなるらしい。
「適宜」「~ぐらい」「2~3センチ」これが一番困るらしい。なぜかというと、「2センチなのか3センチなのか、どっちかに決めて。そうしないとわからない。どっちなんだ?」となるらしい。

 料理本に多い、「大匙2,3杯。お好みで」なんて、表現が嫌みたいです。これは「周辺者」は、濃い味が好きなら多めに、薄味が好きなら少なめにと分かる。暗黙の了解というやつですが、これが分からないらしい。アスペルガー用の本を出してほしいと思う。ハウツー本では難しいらしく、それらに対しての補助解説の本を出してほしい。
「1~2センチの大きさで切る」「乱切り」とか苦手らしいです。中には定規で測って切る人がいたらしい。ここも同じで、口の大きさにもよるし、お年寄り、子供によっても小さい方がいい場合があるから。大きめの野菜が好き。むしろ小さい野菜で火が早く通るのが好き。人によって、さまざまですが、それも解説は書いてない。

 アスペルガー用の料理解説、アスペルガー用の運動解説、アスペルガー用のパソコン解説、アスペルガー用社交辞令の見分け方、アスペルガー用会話集。そういう解説サイトを、行政さん、作ってください。とお願いしたい。インターネットで配布すれば、さほど、お金はかからない。電子書籍で無料配布したら、読む人もいると思うのだけれど。だって、ユニバーサルデザインとして、建物や内部設備を考えるのなら、そういうソフト面も充実させてほしい。アスペルガー用なら、お年寄りも、子供でも、理解できると思います。そういう面でのバックアップは、まだまだのようです。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医