始めに

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グループの形

 発達障害の症状を持った「当事者」がいる場合、その人数と症状にもよりますが、グループの形が違ってくるそうです。「当事者」がグループと一緒に行動するか、別行動するかが違ってきます。

1一緒にグループ活動するけれど、制限あり

 学校だと、普通級のまま、症状の勉強などは、いろいろな方法をとる形のようです。会社だと、ジョブコーチなどを呼んで、指導してもらい、環境作りをして、「当事者」はグループ活動は制限があります。配慮してもらえることもあります。それ以外の場所だと、家族、親族、何かのグループだと、コーチ的な人が必要ですが、派遣してもらうにしても、お金もかかるし、大変になりますし、自力でやるにしても、精神科医や小児科医、児童精神科医などに、生活指導はしてもらったり、症状についての相談はした方がいいのかも知れず、かなりの工夫が必要で、それには、ものすごく時間をかけて、グループ作りが必要のようですが、してもらえないグループも多いようです。

2グループを一時期、離れてもらい、症状の勉強をまずしてもらう

 学校だと、特別支援級になるのかも、知れません。会社だと、配置換えを行い、「当事者」の症状に合った場所に、異動になるとか、そういうことになるかも知れません。その場所で、ジョブコーチを呼んで、環境作りをしてもらえるケースもあるようですが、実態は、よくわかっていません。ほかのグループですと、とりあえず、症状発覚時は、グループとして形ができるわけもないので、気持ちを落ち着けるのにカウンセラーに相談したり、発達障害者支援センターに相談したり、自分が何者で、どのような症状で、どうしたいのかを決めてもらい、それから、必要に応じて、診察を受けたり、行動指導を受けたり、環境作りをして、グループ活動に、また加わることができるのか模索していく形になるようです。ところが、取り組まれないグループ、もしくは「当事者」も多く、なんとなくで進み、長年停滞するケースも多いようです。どちらにしても、いつかは「当事者」が発達障害を受け入れ、対応をしていこうと言う気持ちがある場合が、こちらのケースとなります。

3グループ活動はしない

 学校だと、養護学校などの専門のところに行き、定型発達の生徒がいない場所になる野かも知れません。会社だと、配置換えしてもらっても、居づらくて、自らやめる。もしくは、不当な扱いを受けて、やめざるを得ないなどのケースも多いようです。そして、作業所などに通って、やる気が失って、などのケースも多いようです。作業所もピンキリのようで、なかなか、発達障害者の人が納得できるような場所ではないようです。それ以外のグループだと、もう、「周辺者」が疲れ切り、併せきれず、「当事者」が好き勝手してしまったり、見放されたり、そんなケースも多いようです。とりあえず、距離を取って、自分の責任でどうぞと言う形が最も多いようです。浮気、借金、転職、暴力、暴言などを繰り返す「当事者」も多く、こういうケースは、「周辺者」は、最初は、尻拭いしても、やがて愛想を尽かし、修復するのも不可能なケースも多いようです。「周辺者」が配偶者や子供の場合、保護責任はないため、二十歳を超えている「当事者」であり、責任能力ありとなる人の場合は、無理して行動しないケースが多いようです。こちらは、「当事者」が、発達障害を受け入れていないか、取り組まれないケースになるようです。


 責任能力ですが、一般的に言われているのは、「当事者」が二十歳を超えており、高校、大学などを卒業しており、さらに、就職までできているケースは、症状として重くないと見られ、「当事者」ができるだけ自分で、自分の行動の尻拭いをして、たとえ、借金しても、トラブルがあっても、転職を余儀なくされても、自分で、相談に行き、自分で考えましょう。と言うのが基準のようです。

 グループの形は、これ以外にもあるのかも知れませんが、とりあえず、あちこちで書かれていたものをまとめてみました。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医