始めに

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全部一位

 たくさんの考慮しないと行けない事情があり、さて、どれを優先したらいいのでしょう? というのは、子供から繰り返し、だんだんと年齢を経て、なんとなく、一般感覚を知って、選べるようになるのが、定型発達だとすると、発達障害の中で、ASDの人は、「全部、重要?」「全部、優先される?」「全部、一位だ」と感じるらしく、優先順位など、わかるはずもないという状態になるそうです。なぜかというと、たくさんの情報があると、ごちゃごちゃしすぎて、「どれが、どれ?」となっていき、やがて、「面倒だ。考えたくない」となり、「そのうち、嫌になり、放っておく」となるコースをたどりやすいらしいです。

 ところが、定型発達の人は、「え、そのままなの? いつまでも片付かないじゃない」となり、やがて、「ねえ、早く決めてよ」と言っている間に、忘れてしまう発達障害の人も多く、やがて、「何の話だっけ?」となり、「えー!!!」と周囲の人に怒られる。なんてことも、あちこちで頻発するようです。

 ADHDの場合は、「優先順位はわかります。が、我慢できない。どうしても、どうしても、これを選びたい!!!」と言う衝動性を抑えられないコースを選びやすいそうです。では、ここで問題です。「じゃあ、ASDとADHDの両方の症状を持っていたら?」

 「どっちかの症状が出る!!」そうです。どこかの歌詞で聞いたような、判断ですが、「当事者」の人は、それに違和感がないようです。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医