始めに

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変化を嫌う

 同じやり方を好む。アスペルガーの人に多いそうです。逆にADHDは飽きっぽいので、面白いなら、変化しても、対応できる範囲なら大丈夫のようです。
  アスペルガーの「当事者」は、現状維持が好きみたいです。やり方を変えることは、「ものすごく不安に思う」らしい。一般人は、それなりに判断できることが、言葉だけで理解できない場合もあり、失敗が多くなり、「解釈が間違えてしまっているかもしれない」「また、やり取りで、怒られるのでは?」という恐怖心が強い人もいるようです。そのために、怖さから現状維持が好きな場合と、違うやり方で脳が混乱し、無意識で、現状維持じゃないと嫌だと怒り出す人もいるらしい。

 やり方を変える場合は、その都度、アスペルガーの「当事者」が安心するように、少しずつ説明しながら慣れさせていく必要があるそうですが、つまり、「その都度、かなりの説明を要する」ということになり、「周辺者」が気づける人とは限らず、気づけない人もいるし、「周辺者」が親切だと、その人ばかり「当事者」が頼るようになり、自分の作業もあるのだから、さすがに合わせきれない。時間の制約もあるから。この辺は、「当事者」「周辺者」の性格に合わせて、状況と時間の兼ね合いで考えていくしかなさそうです。「周辺者」は自分の時間を割いて、「当事者」に説明とサポートをすることになるので、「当事者」の人が、お願いしますという気持ちで声をかけたほうが、何かとスムーズにいくようになりますが、「当事者」が余裕がない場合が多く、言葉も「何を言ったらいいの?」と分からない場合は、「こういう言葉をかけたほうが、周りの人は、あなたを助けやすくなるよ」とアドバイスを「周辺者」がその都度、教えたほうがいいかもしれません。
 

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医