一般的な解説本に載っていない情報というのがあります。気になったところでは、
・記憶が飛ぶ人がいる
・問題が多い(金銭、暴力など)アスペルガー、ADHDの場合は、距離を取った方がいい
・金銭の具体的な対応方法
・言葉、行動の暴力を受けていた場合の具体的な方法
・アスペルガー、ADHDを受け止めない「当事者」への対応方法
などなど、たくさんあります。理由は、一般向けの解説本は、制約があるからだと思っています。記憶が飛ぶとか、アスペルガーから距離を取りなさいなんて、さすがに人権問題もあるから難しいのかもしれません。金銭の場合も、「弁護士に相談してください」という範囲になるからかもしれません。暴力の場合も同じです。そういうケアをしてくれる相談機関にご相談してください。となるようです。
「受容しない人もいる」の対応法が載せられないのは、それだけで一冊の本になりそうなぐらいだから。料理の「大匙1~2杯」なんてのも、いちいち解説本に乗せていたら、情報が載せきれない無くなります。それぐらい個人差があり、膨大な量の情報が、対応には必要になるからだと思います。ニュースなどに時々取り上げられていますが、特集などで取り上げているのも症状が重すぎるケースが多く、基準を超えないグレーゾーンのケースは、性格から来るものとして、見過ごされているのかもしれません。
本に載っていない情報を調べるには、ご本人が「診断を受けて、その記録ブログ」を見たり、「診断を受けた子供、夫、妻がいます。体験を綴ってますブログ」を見たり、カウンセラーの相談サイト、精神科医の意見のサイトなど、調べるしかなさそうです。有名な相談サイトでは、素人かプロかよくわかりませんが、回答が載っていますから、文章によって、その人の人柄を見て、大丈夫かどうかを判断しながら、参考にしていくのがいいと、私は思っています。
愚痴が多いものもあるので、そういうのも、「あるある」と共感を得たい場合は、読んでみてもいいですが、ほどほどにして気持ちが安定しているときにした方が安全です。
自助会のインターネットバージョンもありますが、こちらも、文章を読んでみて、信頼できるものを選んで、気持ちの整理に使ってみてもいいかもしれません。