冷蔵庫のどこに何がある。何段目の引き出しに何が置いてある。「周辺者」も時々、「どこにあったっけ?」状態になるかと思いますが、ADHDの人の中には、その場所を覚えられない、思い出せない症状がたくさん出るケースがあります。その場合は、シールを貼る方法を取るようです。と言っても、ADHDの人は面倒なことはしたくない人が多い。その作業が楽しいのなら、自分でやるみたいですが、「いちいち貼るのなら、その都度、聞けばいいし」という人も多いようです。聞かれるほうは、「また聞くの?」となりますから、聞かれるほうがいいか、シールを貼るほうがいいのかは話し合って決めるしかなさそうです。
中には、シールが貼ってあるのに、目の前にあるのに、「どこよ?」と聞いてくる強者もいるようです。アスペルガーだと、情報がごちゃごちゃするらしく、「どこにあるの?」と目の前にあっても見えてない状態になることもあるようです。
財布、鍵、眼鏡など置き場所をあらかじめ決めておくというのも、一つの方法です。