始めに

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タイプによって対応が違う

 ASD、ADHDにはタイプがあります。どれが強く出るかは個人差があり、その人ならではの対応方法を考えなければいけないようです。

ASD

 積極奇異型

自覚がない場合・・自覚が出るまで待つしかないそうです。自分で、迷惑行為をしていても、許されると思っているケースと、そもそも、周りの無理解から起こっていると勘違いしているケースとあります。自分の子供にASDが出たり、学校や会社などで診断を進められたり、底つき体験ぐらいのところまでいかないと難しいようです。

自覚があっても直さない場合・・自分のやり方にこだわるし、積極的ですから、受け入れても、ほとんどやりません。自覚がない場合と同じく、何かのきっかけがないと難しいようです。ほめて、おだてて、様子を見つつ、やりたくない範囲は無理をしない。そう書かれている場合が多いようです。

自覚があり、直したいと思っているけれど、症状が出ている場合・・社会スキルを覚えてもらったり、問題行動の自覚があるけれど、何が悪いか指摘されても、時間がかかったり、「周辺者」は大変です。大人になっていると中々直らないようです。間違っていることを判定する係を「周辺者」で決めておき、「当事者」は言い張らない、間違えたら謝るなどの対応を教えていきます。急ぎで対応を迫られている部分を改善しようとしても、孤立型や受動型と違って、こだわりが強すぎて、たとえ自覚があっても、なかなか直らないケースが多いようです。そこをどうするかは「周辺者」が考えていくしかなさそうです。気長に取り組むにしても、改善が少ないため、疲れないように、「周辺者」が無理しないように、対応していくしかなさそうです。

 孤立型と受動型

自覚がない場合・・穏やかに、相手が理解できるように気長に説明していくしかなさそうです。こだわりはあると思うので、そこをどうしていくかは「周辺者」が決めていくしかなさそうです。おとなしいのでトラブルメーカーになるところまで行くケースは少ないようです。トラブルになるのは、「言葉の意味が理解できない」「認知のゆがみ」が多いようなので、そこをどうするか、「周辺者」があらかじめ決めておいた方がよさそうです。善悪の判断がおかしくなることもあるので、そこでのトラブルもあります。気長に教えていくしかなさそうです。

自覚がある場合・・本人が症状を理解できるのなら、本人が本や資料を調べてもらって、「周辺者」が補助が必要のようです。自覚がない場合と同じで、トラブルになっている部分の対応を「周辺者」が考えていく必要があります。症状を「当事者」が少しずつ把握して、「周辺者」はそれに合わせて、急ぎで対応が迫られている部分は、応急処置を考え、気長に取り組んでいくテーマは、対応方法を「当事者」の状況で考えていくしかなさそうです。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医