始めに

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家族間だとトラブルが多発

 アスペルガー、ADHDは、遺伝があります。そのため、両親のどちらか、もしくは両方ともが、その性質を持っていると、子供、孫にも遺伝があります。グレーゾーンも含めて、複数の人が性質を持っていると、トラブルが多いそうです。
 一般社会と割合が違ってくるため、家族間で、もめやすいらしく、一般社会だと、定型の人の割合が圧倒的に高く、アスペルガー、ADHDが苦手な作業は、他の得意な人がやってくれて、アスペルガー、ADHDの人に仕事、作業が回ってこないことが多いです。そのため、トラブルが少ないだけで、もしも、アスペルガー、ADHDの人がしないといけないのなら、トラブルは多くなるかもしれません。

 家族間だと、そうはいきません。特に夫婦単位だと、「どちらかがやらないといけない」状態になります。会社や学校、何かのグループだと、他の人が代わりにやってくれても、夫婦だとそうもいかない。自分がやらないといけない仕事、作業もある。そうなると、責任もかかってきて、トラブルが多発します。家族間がもめやすいのは、そういう理由だそうです。大人になると、何かと決めないといけないことが増えます。子供の内は、親がサポートしてくれますが、大人になってから、決めるときにもめごとが多くて、配偶者に指摘されて気づくなんてことも多いようです。トラブルだらけになっても、「当事者」のほうは、「自分が正しいのに、なぜ、怒られるのだろう?」と思うようです。周辺者は、「この人、なぜ、こんな変なことを?」「自分の責任なのに、なぜわからないのだろう?」と思ってしまいます。

 どちらがどこまでやるのかは、「当事者」「周辺者」が決めることになりますが、主導権は、「周辺者」が握った方が、トラブルは少ないと思います。それでも、「当事者」の性格と主張が強かったら、「周辺者」がさほど主張しないタイプなら、トラブルだらけになりますが、こういう場合も、「距離を取りつつ、様子を見る」しか、なさそうです。「当事者」が自分の性質を理解するまで、待つしかなさそうです。

 どんなグループがいいのか、迷っている場合は、「グループの形」へ

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医