始めに

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依存

 ADHDは依存症になりやすい脳だそうです。アルコール、たばこ以外に、ギャンブル、宗教、趣味、色々なものに依存しやすい脳の性質だそうです。そして、人にも依存してしまうそうです。
 ここで問題なのは、趣味のものにお金をつぎ込みすぎるケース。借金にまで発展して、収入に追いつかなると、「周辺者」にまで、影響が出ます。ほかにも、アルコールやタバコだと体に害が出るケースもあります。
 ギャンブルも、収入以上にのめり込むと危険です。依存がひどければ、「専門家」に相談したほうがいいと思います。

 人に依存するのは、ASD、ADHDの場合は、脳の性質から、「よく怒られる」からです。そうすると、「他の人に決めてもらいたい」「他の人に、助けてもらいたい」「他の人がそばについていないと不安」と「周辺者」に何かと聞きたがります。「周辺者」が責任感が強く、「私がついていないと」と思うケースだと、どんどんエスカレートして、しまいに、必要以上に手助けしてしまうケースもありますが、それを「共依存」と言います。こうなると、とても、厄介です。
 「当事者」も「周辺者」に頼ると安心できるから、離れられなくなるし、「周辺者」も「「当事者」に頼られて、「私は、頑張っている。この人には、私がついてあげないと」と、離れられなくなる。距離感が、ちょっと困った状態になってしまいます。でも、それがずっと、続けられるはずもなく、ほどほどの距離感を取りながらいかないといけません。

 一度、共依存状態になったら、「当事者」は自分で考えることができなくなってしまったりして、深刻な状態まで進むかもしれません。その前に、距離感を考えて付き合っていくしかなさそうです。手遅れ状態になっていたら、どうしようもありません。「専門家」に相談するしか、難しいかもしれません。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医