始めに

基準のページは、左の固定ページとなります。すぐ下のラベルはブログ記事の項目別になっています。右の目次は、ブログ記事の目次となります。

アスペルガーの特徴

アスペルガーの大まかな特徴

ローナ・ウィングの論文で3つの組に分けています。これが一般的に知られています。

1、社会性(対人関係)の障害

・相手の気持ちや状況を考えないことが多い。
・関わり方が一方的、マイペースな場合が多い。
・相互的な関わりが持てない。
・空気が読めない
・一般常識が分かっていない
・感情、気持ちがわかってない場合が多い。
・相手の気持ちに立てない。

2、コミュニケーションの障害

・言葉の意味の解釈を間違えることがある。額面通りの言葉として受けとめる。
・言葉の裏の意味が分からない。
・相手の気持ちを想像することが難しい。
・顔の表情や声の抑揚など、わかってないことが多い。
・相手の表情を見ないで、興味が無さそうでも、延々と話し続けてしまう。
・非言語的コミュニケーションが苦手。

3、想像力の障害と特異的な行動

・興味があるもの、ないものがはっきりしている。
・先を見通して、考えられない。今を生きている。
・前に同じことをしていても、ちょっと変化があれば、応用がきかない。
・友達とのやり取りでの遊びができなかったりする。
・考えや気持ちの切り替えが下手だったりする。
・同じことばかり言ったり、したりする。     
そのほか、

明確な指示がないと動けない
場の空気を読むことができない、空気に沿った対応ができない
冗談が通じず、会話の行間や間を読むことができない
曖昧なことを理解できない
好きなことは永遠とやり続けてしまう、話し続けてしまう
スケジュール管理ができない
自分が興味のないことは頑なに手を出そうとしない
急な変更にうまく対応できず、だまされやすい
名前を呼ばれないと自分だと気が付かない
 相手の気持ちをおもんぱかれない、人を傷つけることを平気で言う

なども、書かれている場合が多かったです。


 ほかにもたくさんあるのだと思います。本に載っていない情報があり、ここからは、私が感じた特徴も追加しておきます。ほかにもたくさんあるとは思いますが、思いつく範囲で。


・長期記憶が抜群と言われているけれど、記憶力は個人差がある
・短期記憶が弱い人もいる。記憶が抜け落ちる。
・問題が起きると逃げ出す。

・いじける、すねる人もいる。
・善悪の判断がおかしい時もある。
・一度にたくさんのことを考えすぎるため、考えがまとめられない。
・傷つきやすい。
・空気が読めるタイプ(受動型)がいる。
・時系列で考えることが苦手。
 

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医