ローナ・ウィングの論文で3つの組に分けています。これが一般的に知られています。
1、社会性(対人関係)の障害
・相手の気持ちや状況を考えないことが多い。・関わり方が一方的、マイペースな場合が多い。
・相互的な関わりが持てない。
・空気が読めない
・一般常識が分かっていない
・感情、気持ちがわかってない場合が多い。
・相手の気持ちに立てない。
2、コミュニケーションの障害
・言葉の意味の解釈を間違えることがある。額面通りの言葉として受けとめる。・言葉の裏の意味が分からない。
・相手の気持ちを想像することが難しい。
・顔の表情や声の抑揚など、わかってないことが多い。
・相手の表情を見ないで、興味が無さそうでも、延々と話し続けてしまう。
・非言語的コミュニケーションが苦手。
3、想像力の障害と特異的な行動
・興味があるもの、ないものがはっきりしている。・先を見通して、考えられない。今を生きている。
・前に同じことをしていても、ちょっと変化があれば、応用がきかない。
・友達とのやり取りでの遊びができなかったりする。
・考えや気持ちの切り替えが下手だったりする。
・同じことばかり言ったり、したりする。
そのほか、
明確な指示がないと動けない
場の空気を読むことができない、空気に沿った対応ができない
冗談が通じず、会話の行間や間を読むことができない
曖昧なことを理解できない
好きなことは永遠とやり続けてしまう、話し続けてしまう
スケジュール管理ができない
自分が興味のないことは頑なに手を出そうとしない
急な変更にうまく対応できず、だまされやすい
名前を呼ばれないと自分だと気が付かない
相手の気持ちをおもんぱかれない、人を傷つけることを平気で言う
なども、書かれている場合が多かったです。
ほかにもたくさんあるのだと思います。本に載っていない情報があり、ここからは、私が感じた特徴も追加しておきます。ほかにもたくさんあるとは思いますが、思いつく範囲で。
・長期記憶が抜群と言われているけれど、記憶力は個人差がある
・短期記憶が弱い人もいる。記憶が抜け落ちる。
・問題が起きると逃げ出す。
・いじける、すねる人もいる。
・善悪の判断がおかしい時もある。
・一度にたくさんのことを考えすぎるため、考えがまとめられない。
・傷つきやすい。
・空気が読めるタイプ(受動型)がいる。
・時系列で考えることが苦手。