始めに

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金銭の問題を起こす場合

 金銭問題を起こす人もいます。ASDでは、問題を起こす人も、いるそうです。金銭問題はやっかいで、概念がわかってないASDの人の場合、一人で生活ができないレベルの人もいるそうです。金銭感覚がない、金銭管理ができない、金銭の概念が分かってないなどだと、お医者さんに通った方が安心なケースとなり、どうしても通ってくれない場合は少額のお金しか、渡さない、大きなお金は面倒を見ることができる人が管理するなど、お医者さんに通っている場合は指導されるそうです。育った環境と性格が重要で、この部分が変わってくるそうです。お金の管理はしっかりしているというASDの人もいます。一円単位できっちり管理というぐらいのレベルの人がいて、個人差が大きいようです。

 ADHDは、「金銭問題は起こさないよ」「借金なんて、とんでもない」という人もいるのですが、借金をしても平気という感覚があるようです。金銭感覚が一般人と違うため、金銭がなくなっても不安にならないらしい。そんなことがあるのか、私は、よくわかりませんが、そう思っているようです。何とかなるだろうとほしいものを我慢できずに、何度か借金を繰り返している人もいるようです。問題なのは、ADHDは依存症になりやすい脳ということです。ギャンブル、宗教、キャバクラ、ホストにはまる? なんて、ケースもあるのかもしれません。そうなると、いくらお金があっても足りない。自分で、「何とかなるでしょう」と「当事者」は意外と気楽のようですが、「周辺者」はたまったものじゃありません。それで、一番困るのは、「誰かが払ってくれる」と思い込んでしまうADHDの「当事者」が存在するということです。残念ですが、脳の性質から、「前に大丈夫だったし、前に払ってくれたし、今度も肩代わりしてくれるだろうから、大丈夫」と勝手に思い込んでしまうらしい。「周辺者」が親だったりしたら、さすがに何度も払わされると、「周辺者」は定型ですから、「大丈夫」とは思わなくなる。でも、「当事者」のほうは、「まだまだ、大丈夫じゃない。その程度で、うるさいな」と反発するらしい。正直、怖いです。できれば、最初から払わないほうが良いようです。

 自分の収入より支出のほうが多くなるケースの場合は、「周辺者」のチェックが必要になるようです。ひどいケースだと、お金の管理はできるだけ「周辺者」がやり、「必要以上にお金は渡さないほうがいい」となるようです。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医