始めに

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「知りましょう」

 「知りましょう」と言っても、「何を調べるの?」と戸惑います。とりあえず、本を手に取ると思います。ここで注意点。ASD、ADHDの両方とも、「字がたくさん並んでいると、訳が分からなくなる」性質があります。そのため、「当事者」が読んでいても、「ちんぷんかんぷん」と思う人もいるようです。症状が重ければ、そうなります。ASDの性質が強くて、知識欲が旺盛なら、情報整理に注意は必要ないけれど、注意欠陥で「本を読むのが得意じゃない」という人が当事者なら、「絵がいっぱいあるものを選ぶ」ほうがいいみたいです。
「絵だけ読んでね」と言ってもいいかもしれない。ADHDの人だと、「読みません」というのが多いです。「知る必要がない。君が我慢すればいい。直らないのなら医者にもいかないし、本も読みたくない」という場合は、「受容しない人もいる」を参考にしてください。
 少しでも、読んでもいいかなと思ってくれる相手なら、「5分だけでも読んでみて」とハードルを下げてみたらいいかも。

 本を何冊か読んで、それで、「もっと、具体的なことが知りたい」となると思うので、そうしたら、今度はインターネットの出番。ここで、また、注意しないといけない。インターネットの情報は、信頼できるものから、そうでもないものまでいっぱいある。お医者さん、カウンセラーのサイト(住所、身元保証付き)が一番いいのですが、後は、「文章がしっかりしている人のもの」
「愚痴がそれほど多くないもの」「対応策が書かれているもの」を選んで読むのがいいみたいです。
 相談サイトも多いので、そちらで、自分と似た事例を見つけるのも、一つの方法。でも、そこでも、同じように「書いてある文章で、人となりを判断して、信用できるかを判断」するのがいいみたいです。

 ブログなどだと、体験談がいっぱい並んでいます。そういうのから、「生の体験談」が見られるので、とても、貴重で参考になります。ただ、あまり読みすぎると、「どれがいいの?」となるので、ほどほどにして、自分の気持ちと相談しながら、ゆっくりと読んでみたらいいかなと思います。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医