ASDの場合、「天才が多い」「記憶力抜群」の人が多い。と誤解されているようですが、個人差があるようです。残念ながら、ASDは合併症が多くて、そうなると、どの症状が出るかわからないそうです。ADHDを併発すると、ADHDの症状がたくさん出る人もいるらしく、衝動性が強かったり、不注意の部分が強かったりすれば、ミスが多くなるみたいです。
知能指数は、個人差が大きいようです。IQが国立大に行けるほどのレベルの人も多いようです。記憶力がいい人もいるからです。でも、知能が低い方も、残念ながらいるようです。ASDだと、もう一つ、動作性と言って、持っている知識を使って、どう動いたらいいのかの行動のレベルがあるのですが、こちらが低い方が多いようです。そのため、持っている知識は多いのに、行動に生かせない。そういう方も多いようです。ただし、持っている知識が一般レベルより低い方もいますので、さらに、行動に移した場合、もっと行動に生かせない方もいます。
知能指数が高い人から一般レベルより低い人までいくらでもいて、その人がその持っている知識を使って行動するとき、うまく行動できないということになるようです。
ADHDのほうは、衝動性の高さから、集中力が人並み以上。人によっては、ものすごいまでの集中力を発揮するらしいです。そのため、勝ち負けにものすごくこだわる人が、学力を身に着けたいと思っていると、勉強ができるケースもあるようです。
スポーツが得意で、それをしていると楽しいと感じる場合は、脳内物質が足りない状態を補いたいと絶えず脳が思っているので、そのスポーツをしていると楽しくてしょうがないという場合は、そればかりしたがります。そのため、脳の働きがそのスポーツに向いていたら、プロレベルになることもあるようです。芸術方面も同じです。
興味があることに集中したいと思っているのが、ADHDの脳ですから、一芸に秀でていたら、社会的に成功している人もいるようです。
残念ながら、興味があることが見つかっていない人もいますので、そうなると、不注意が多い人と思われてしまって、誤解されてしまうようです。