始めに

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離婚が多い

 配偶者がアスペルガーの場合、「カサンドラ症候群」の状態になることもあります。定型の人が多くて、アスペルガーが一人だけならいいのですが、子供や配偶者の両親のどちらか、もしくは両方がその性質を持っていると、トラブルは多くて、「周辺者」は疲れ切ります。そうして、自分の心と生活を守るために、距離を取るしか方法がないというケースも多く、それよりも、相手と信頼関係を築けない。相手と心が寄り添わない状況を一生続けるのは、耐えられない。そういう状態になることもあり得ます。
「当事者」の性格と症状の程度により違ってくるようです。「当事者」に悪気がなく、悪意がなく、本来は優しい性格で、不思議な行動をする人という程度なら、大丈夫ですが、言葉や行動の暴力が出る。金銭が問題だらけ。心が通い合わないことに、配偶者が耐え切れない。「当事者」のしりぬぐいばかりで疲れ切る。なんてことを何年も続けると、さすがに嫌気がさして、最悪の場合は,離婚まで行くようです。

 「当事者」の性質、程度、性格によって違ってくるようです。カサンドラ症候群の状態がひどいようなら、一人で悩まず、第三者、「専門家」に助けを求めたほうがいいかもしれません。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医