始めに

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リセットができない場合

 受容プロセスで、「怒り」「悲観」「否定」などが長引く場合は、一度、リセットが必要になるそうです。そんなにすぐに、変えられる人ばかりではないそうです。なぜなら、「周辺者」のほうは、記憶があるから。「当事者」のほうは、直るわけじゃないのに、「また、一から社会スキルを、いちいち覚えないといけないのか?」と嫌になるからだそうです。
 「怒り」が強い場合などは、一度、吐き出さないと難しいそうです。カウンセラーに、聞いてもらって、リセットするのが一番いいそうですが、時間もお金もかかります。日記などがいいそうです。ブログや、自助会のサイトに書き込むのもいいのかもしれません。

 たくさん、吐き出してから、やっと、気持ちがリセットされるようになるそうですが、ASD、ADHDの「当事者」がすぐ近くにいると、トラブルが減るわけじゃないそうなので、イライラしたり、怒りはぶり返すようなので、その期間は距離を取った方がよさそうです。

 ある程度のことが理解して、納得できてからじゃないと前に進めない人の場合は、冷静な時を選んで、情報整理をするのも一つの方法です。ASD、ADHDの情報量はものすごくあります。合併症もあるため、それら一つ一つを、検証するだけで大変な時間がかかります。調べても調べても限がないぐらい、不思議なことをいっぱいします。「周辺者」は「当事者」の脳の中を見ることができないため、行動から推測するしかなさそうです。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医