応急処置をまず、することになります。それは固定ページの、「応急処置」の記事で書いてあります。
そして、障害の勉強をして行くことになります。症状の把握は、出版されている本だけだと、不十分となります。「生の意見が聞きたい」「実際に困っている当事者、周辺者の対応方法を知りたい」「気持ちの整理って、どうやったらいいの?」となるからです。発達障害の症状について、触れている本は、一般の人向けです。症状が重すぎる、カナータイプの自閉症に近いレベルの症状が出ている、環境的にも問題がありすぎて、暴力的なところがある、金銭問題で、ものすごく大変な状態になっている、取り組まない、依存して解決しようとしている。などなど、ここまでの状態だと、具体的対応策が知りたくなるので、そこはネットで補っていく必要がありますが、ここで気をつけないといけないのは、ネット情報は、妬み、そねみ、愚痴、悪口、だらけのサイトも多いこと。ここは、安全そうだと言う、コメントが書き込まれているサイトのものを選び、発達障害の「当事者」「周辺者」のブログを読む場合は、愚痴は、少なめ、具体的な対応策が書かれて、文章がしっかりしている人で、価値観が似ている人、症状の一致点が多い人の物を、読むのがお薦めとなります。
その後、具体的に、どうしたらいいかというと、
お医者さんに診断を受けずに、今後の指針だけ決めてもらいたい人のコース
発達障害者支援センターに、利用したいプランを相談してみるのもいいかもしれません。カウンセリングだけを受けたい人、ウエイクスラー検査を受けて、デイケアは自力でやっていきたいと告げて、方針だけ決めてもらうなど、お医者さんに「発達障害者である」という診断は出さないでほしいと願っていることを最初に、発達障害者支援センターなどにお願いして、そういうお医者さんを紹介してもらう。お医者さんには、診断まで望んでいないこと、ウエイクスラー検査を受けて、自分の症状だけを把握したいことをお願いする。今後の指針だけは、考えたいので、そこを、お医者さんに相談して、あとは自力でやれそうになったら、自分でマニュアルを作って、環境作りを「周辺者」と行っていく。カウンセリングも、発達障害の症状を知っている人じゃないと、アドバイスは具体的にならず、不満がたまるので、そこも気をつけた方がいいそうです。検査とか、怖い、カウンセリングだけ受けたい
気分障害、衝動性、多動性があまり出てない人だと、薬なしでも行けるかも知れないので、とりあえず、ウエイクスラー検査をやると、「お前は発達障害者だ」と言われるのが怖い、受け止められないと言う人もいると思うので、お医者さんに通いたくないと言うコースです。「当事者がどうしても嫌がって、自覚しないし」という状況もあるので、本来は好ましくないのですが、ウエイクスラー検査項目を見て、「当事者」が「できる」「できない」の点数を「周辺者」と一緒に、自己判断してみて、今後の目安にする。それで、できない項目に関して、ネットなどで、具体的な対応策を調べて、自分で、デイケアプランを組む。マニュアルも自力で作ります。でも、あくまで、素人判断なので、お医者さんに、ウエイクスラー検査だけはお願いした方が、安全で、確かな具体的プランが立てられるので、応急処置的な方法となります。とりあえず、思いついた方法ですが、自分なりのプランを組んでみるのもいいかもしれません。
障害の症状を受け止めそうもない、自覚もなく、取り組む気もない「当事者」の場合は、難しいので、「周辺者」だけ、環境を整えて、当事者「やってみたら」と促す状況を作ることになります。その場合は、期間を決めて、どうしても「当事者」が取り組みそうもなかったら、「当事者」の気持ちができあがるまで、待つか、諦めるコースになるかも知れません。