始めに

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コミュニケーション支援ボード(アスペルガー向け)

 知的障害の人向けにコミュニケーション支援ボードがあります。ASDもコミュニケーションに問題が出やすいので、ASD向けの支援ボードがあったらと感じました。すぐに言葉が思いつかないのが特徴なので、その支援ボードを指させば、少しは落ち着けるかもしれません。

 症状の勉強中は、まだ、パニックになりやすいです。そういう状態の時の補助カードを自分で作成して、指さすのも方法かもしれません。

「現在、考え中。二時間時間をください」
「一週間ほど猶予をください」
「考えてもわかりません」
「どうやって考えていいのかわかりません」
「選択肢があったら選べます」
「できる範囲までやりますが、残りのサポートをお願いできませんか?」
「状態の説明をお願いします。すぐには選べません」
「自分の立ち位置がわかりません」
「周りの人への聞き方がわかりません」
「図で書いてください」

 などのカードで作っておいて、自分は、こういう症状があるんだなというのを、発達障害者と、周辺の人が慣れるまで使うのも方法です。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医