始めに

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病院に行く前の下準備が必要

 たくさんの書き込みで思うのは、「受け身だと損する」と言うことです。ある程度の知識を得て、自分で考えて、働きかけないと、お医者さん、看護婦さんが無理解で傷ついたという書き込みが多数みられます。
 
 「お医者んなのに、なぜ、病気に対しての知識が不足しているの?」「学校の先生なのに、なぜ、無理解なの?」「発達障害の支援の職業についているのに、なぜ、わかってくれないの?」こういう書き込みが多数みられます。お仕事の現場でも「私には、無理だと教えてあるのに、なぜ、怒られるの?と言うものもたくさんありました。

「配慮してください!!!」とたくさん書き込まれていますが、ほかの病気の場合だとどうでしょうか? 病院、看護婦さん、医者さんによって、対応なんて、ものすごく違うのではないかと思います。学校の先生でも同じです。たくさん話を聞いてくれる先生や、いっぱい働きかけてやっと動いてくれる先生、こちらも個人差がありすぎるのではないかと思います。この部分、障害がない人はどう思っているかと言うと、「どんな場所でも、理解してくれる人、親切な人もいるし、そうでもない人、わかってもらえない人がいる」と感じています。そして、できるだけ自分で、動いていかないと難しいことを知っていますから、ある程度、状況を理解して、勉強して動いていくことを、普段から心掛けています。

 「とりあえず、行けば、相手が何とかしてくれるでしょう」と言うのは、親切で、障害を理解してくれるベテランの人に出会ったら、そういう状態になるかもしれませんが、こちらから、聞きたい情報を手に入れるための準備は必要のようです。

 ドクターショッピングは、一般的には嫌がられます。でも、発達障害の場合は、評判を聞いても、自分の状況に合っている先生とは限らないので、実際に行ってみて、合わないのなら、変えたほうがいいと言われているようです。

 ウェイクスラーの検査費用も公的病院とそうじゃないのと開きがあります。カウンセリングを行っていない精神科医に行っても、カウンセリングを求めても、難しくなります。先生に自分から「気分が落ち込みやすく、カウンセリングを受けたほうがいい気がします。紹介してもらえませんか? 保険の範囲で受けられませんか?」と聞いてみたり、「私は、通う時間もお金も、さほどないけれど、記憶に問題が出ている気がします。自分の行動の目安が欲しいので、作業記憶や行動がどの程度かわかりたいので、検査をお願いできませんか?」とか、「お仕事で、私は困っていませんが、周りの人に勧められてきました。通院が必要でしょうか?」とか、そういうことを自分から聞いていかないといけない。そのために、聞く内容を、あらかじめ考えるには、症状の勉強、ほかの人の状況、実際の行政の補助はどの程度か、診断を受けたら、メリット、デメリットはどうなっているか? それらを調べておいた方が安心です。それらは、自分でやっていかないと、難しいようです。

 発達障害に限らず、どんな病気になっても、行動の目安が欲しいと思うので、できるだけ下準備で、ある程度の知識を入れておき、どんなことを先生や、行政の人に話したらいいのかの学習のために、自分で動いていく必要があるようです。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医