発達障害者の人で、「努力したけれど、どうやっても適応できない。でも、家族は、自立してくれと言われても」という書き込みが多数見られます。理由は、「見た目は普通だから、できないのは、甘えじゃないの?」「何とかなるでしょう」「仕事ぐらいは、できると思うよ」という意識がある家族の考えがあるからのようです。
家族の支援は、かなり重要です。ところが、遺伝が多いのが発達障害。隠れていて、症状が目立たない発達障害、もしくはグレーゾーンの人が親、兄弟のケースもとても多く、そして、症状から、「周りに気づかいはできない」ケースがあるからです。そういう場合は、どうしたらいいのかというと、「家族に期待するのはあきらめてください」という指導をお医者さんがしているケースも多いようです。親のほうが障害のことを把握しようという意識がほどんどない場合は、発達障害者が自分で、説明していかないと難しく、その説明が下手なため、もしくは、家族が聞く気もないような体制だと、難しいそうです。見守ってくれる家族ばかりではなく、無理解の家族も多いようです。それは、「当事者」「周辺者」の両方に含まれます。
それなりに支援をしていきたいけれど、疲れ果てて、もう無理です。という状態のケースも多いです。カサンドラ症候群の状態まで行っている母親、妻、夫、兄弟などもたくさん見られます。ここまで行っていると、家族再生なんて、幻想です。家族が支えてくれるなんて言うのも難しいです。
「当事者」「周辺者」の両方が、発達障害の正しい知識を持った家庭で、取り組む気持ちが少しでもあった場合、家族としてやっていける状態のようです。
それ以外の家族の場合は、その症状の特性上、「諦めるしかありません」「その状態を受け入れて、自分ができる範囲だけを努力していきましょう」それが、今の発達障害者家族の実態です。
改善するには、行政の意識改革しかありません。子供のケアだけじゃなく、大人の発達障害の家族のほうにも、ジョブコーチのような制度がないと、トラブルだらけの家族の再生なんて、難しいようです。ファミリーコーチ制度ができたらと願います。