始めに

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お医者さんの実情

 住んでいる地域によっても違うようですが、発達障害者支援センターや精神科医の
診察やケアの程度が全然違うので、しっかりと選んで、自分に合ったものを探すのだけでも一苦労のようです。

 行政や国が取り組んでいるのは、子供の発達障害と、発達障害者の仕事関係のケアが中心となっていて、大人の発達障害者に対して、それ以外のことでのケアは、まだまだのようです。
 子供の発達障害が発覚して、その症状の程度や、紹介してもらえるかによって、よい先生に診てもらえるかが決まったり、ソーシャルワーカー、ケースワーカーに空きがなくて、順番待ちだったり、受け皿のほうの人員は、足りないのが実情で、大人の発達障害者は、ある程度は自分で考えて行動しないと難しいようです。

 大人の発達障害を診ていないという精神科医、心療内科医も多いようです。理由は、専門的に勉強していないと難しいからというのと、医療関係者の話だと、試験に出ないので、勉強しなかったとか、数行程度しか、教科書に発達障害が書かれていなかったと書き込みがあり、看護婦、お医者さんでも、「発達障害って何?」「あれって、子供の病気でしょ?」という人もいるようです。2005年の4月に施行された発達障害者支援法によって、子供の発達障害者が見つけられやすくなり、職場でも見つかるケースが増えて、そして、精神科医の先生も受け皿を用意し始めてという状態のため、それまでは小児の発達障害のお医者さんが見ていたようで、詳しい先生というのがそもそも、少ないのが実情のようです。

 精神科医でも、カウンセリングを行っておらず、投薬の指示と少しの診察程度というのも多いようです。発達障害者のデイケア施設があるような専門的な精神科医がいるところじゃないと、正しく診断してもらえないというのが実情のようです。精神科医がカウンセラーと連携体制を取っていても、別料金が発生するなどもあるようです。
 お薬の事情も、ADHDのお薬には、有効成分の含有量を、患者の様子を見て、適量を半年ぐらいかけて決めていくお医者さんが多いようです。中には、患者さんに合ってないお薬を出されたというケースもちらほら見られました。お医者さんも、しっかりと選ばないと大変のようです。

 発達障害の症状の度合いによって、線引きをしているお医者さんもあり、診察前にはじかれるケースもあるようです。お仕事もかろうじて続けていられる、日常生活も金銭の問題までは出ていない、著しく困難な状態になっていない発達障害者の場合は、よいお医者さんに診てもらえない、診断だけしてもらって、あとのケアはない、など、たくさんの書き込みが見られました。投薬の必要がないのであれば、診断を出されても、意味はないので、心得ているお医者さんだと、診断は出さないケースも多いようです。「疑いあり」程度でとどめるようです。

 仕事、金銭、著しく困難じゃなくても、意思の疎通がはかれないと、「当事者」「周辺者」は、色々なことが一緒に決められず、トラブルだけとなり、自覚がない当事者の場合、お医者さんに行くというのも大変のようですが、受け皿のほうもまだまだのようです。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医