始めに

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障害者の自立を促す

 「自ら、発達障害の本を取りました」これができる人かどうかで、その後のケースが違ってきます。「発達障害かもしれない?」と分かったとき、「当事者」が「自ら発達障害を勉強したい」と思うかどうかは、個人差が大きいそうです。ここで、本を取らない、読むのが面倒、問題が出ても、そのままにする。そういう症状が強い人は、「発達障害者として自立する可能性が低い」そうです。周りが必死に説得しても、「別にいいじゃない」と言って、流す。説明しても、イメージのずれが大きくて、何から、説明したらいいの? となります。少しはやる気がある人の場合でも、障害の症状の把握だけで、一年ぐらいは見たほうがいいかもしれません。理由は、マニュアルだけでは細かい部分がわからないから。個人差があり、自閉症の症状は、とても多岐にわたり、「一体、どうして?」というものもたくさんあるために、それを調べるだけで、かなりかかります。お医者さんに行ってもらって、指導をしてもらうのが一番ですが、その前にハードルがあります。「本人が行きたがらない」「俺は正常だ。お前がおかしい」なんていう人だと、まず、「診断を受けてみよう」とは言いません。このため、発達障害のマニュアル本を開くという初歩の作業からして、つまずきます。

 発達障害者としての自立の第一歩は、発達障害を知ること。になります。「トラブルを減らす抑止力になるため、自分の障害の症状を知ってください」とお医者さんが言っていますが、それすらしない人だと、障害者として自立してくれることは、遠い夢になります。

 発達障害の症状を知っています。でも、あまりにできなくて、自立したくても、できなさすぎる。こういう症状の人も多いようです。そういう人の場合は、一人では乗り切ることはできないので、お医者さんや行政に相談したほうがいいですが、相談していても、「大変すぎて、ついていけません」という人も多いようです。障害を知って、対応していくのが、自立の二歩目になるようですが、ここでもつまずきがあるようです。一歩ずつ、歩いてくれる人を、「周辺者」は気長に待つしかしょうがないようです。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医