トラブルになったとき、発達障害の症状を持っていない人は、悩む時間はありますが、今までの経験から、どんな方法を取ったらいいのかが選択できるケースもあるため、よほど、どうしようもないケース以外は、なんとなく、トラブル処理の方法を知っています。あきらめたほうがいいのか、自分で対応できるのか、それとも、だれかに助けてもらえばいいのかを、判別することはできます。ところが、発達障害の症状を持っていると脳の動きが一般的ではないため、自分が見ている世界観と、周りとの価値観のずれから、混乱を起こし、「前と同じでいいのではないのか?」と思い込んで、それで間違った選択を選んだり、中には逃げてしまう人も多いそうです。逃げたくなくても、「いったい、どうしたらいいのか、だれに聞けばいいのか」と迷うそうですが、仕事でジョブコーチをつけてもらったり、日ごろから、発達障害の困りごとを相談できる、お医者さん、カウンセラー、行政の担当者、デイケア施設の人など、「専門家」がいればいいのですが、そういう人に相談できないという場合は、「怖いので、つい、逃げて、そのままにします」と発達障害者の人が、書き込んでいるケースが多いようです。コメントサイトなどで、書き込みを見ていると、「聞き方を知らない」「誰にどこまで聞いていいのか、わかってない」「サポート体制が不十分」「そもそも、本人の力量に合ってない場所で、力量に合ってないことをしている」というケースなど、たくさんのケースがあるようです。
これで、逃げてしまいやすい理由は、脳がもともと、ストレスに弱いため、耐えられなくなり、何かにすがってしまったり、依存してしまいやすいそうです。ドーパミンとノルアドレナリンが、足りない人も多く、それで薬、食事療法、行動療法で補うにしても、症状がない一般的な脳の動きをする人たちと同じようなことはできないようです。
ストレスに弱いため、つい、逃げてしまい、その問題をほかの人に預けても、怒られたことに対して、怖くなり、問題をそのままにして、浪費、趣味や宗教、恋愛やたばこ、飲酒などのし好品への依存なども、多いそうです。
ただ、全員が、それらに依存してしまうわけじゃないそうで、浪費がひどくない、趣味にのめりこまない、アルコールにも依存しない発達障害の人のほうが人数的には多いそうです。依存してしまう人の割合が、定型発達よりもはるかに多い脳のため、周りの人が気を付けてあげるのがいいのかもしれません。