成人の発達障害者は、見た目ではわかりにくいことが多いです。脳の中で起きていることを、お互いに確認する機会が少ないという場所(意見交換をしない、あいさつ程度、知り合い程度)では特にそうなります。言い張る発達障害者ばかりじゃないからです。大人になるまで言い張る発達障害者は、挫折経験が少ないか、挫折しても気づけないケースが多いそうです。挫折経験が多いと、だんだんと主張が弱くなり、積極的な部分が減っていくそうです。
成長できていない部分が、人と違い、さらに、それがずっと続いてしまうのは、脳内で判断する部分が、多数派とずれてしまうからだそうです。
成長できていない部分は、成人用の発達障害者マニュアルに載っていないことも多いので、そういう場合は、子供用のマニュアルを見たほうがいいかもしれません。成長度合いによって、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学編に分かれているので、症状の度合いに合ったものをそれぞれで確認したほうがいいかもしれません。感情処理、会話でのコミュニケーションのつまずきなど、成長過程で教えてもらってない発達障害者もいるからです。だから、大人用、子供用の両方の自分の関係ある部分を、発達障害者の身近にいる発達障害の症状を理解している人と一緒に、サポートしてもらいながら、発達障害者に合った行動マニュアルを作成をしたほうが安全で安心となります。ただ、サポートしてくれる人がほとんどいない場合や、症状が軽度なので、行政、お医者さんのケアをしてもらえず、「自力で」という場合は、家族や同僚、グループメンバーが一緒に考えていかないといけなくなり、大変です。協力体制が組めるのは、発達障害者が自覚していて、症状を理解しており、してはいけないこと、してもいいことの行動の基準をある程度覚えている発達障害者の場合であり、その状態になるまでは、家族、同僚、グループメンバーでは手に負えないので、お医者さん、行政、カウンセラーなどの「専門家」の指導が必要になるようです。
成長できていない人が、未発達の部分が多い、世間知らずな人が、自分が正しいと思い込み、間違った自己主張を繰り返して、こだわりが多すぎるというのが、ASDの自覚前の特徴になるようです。ここから、主張していい部分と、自分でやらないといけない部分などを理解してもらうところまでは、周りの人は見守るしかないようです。
*自覚がない、周りから、診察を勧められても受診しようとしない、受診しても、拒否ばかりする、障害を受容してない状態の「発達障害者」の場合は、その人の気持ちが、障害に向き合おうとなるまで、周りの人は待つしかないようです。下手をすると、一生、障害に向き合わないというケースも多いそうです。その場合は距離を取って、見守る程度しか、周りの人はできないようです。障害の特性で、どうしても、受け入れかねるという脳のために、無理にでも医者に通ってもらいということは、難しいようです。個人差がありすぎて、「社会適応しようとすると、虐待を受けているほど、脳も体も重くなり、苦痛すぎて、耐えられない」という症状の人もいるようです。周辺者には、脳内で起こっていることはわからないので、見守るしかないというのが、実情です。