始めに

基準のページは、左の固定ページとなります。すぐ下のラベルはブログ記事の項目別になっています。右の目次は、ブログ記事の目次となります。

カサンドラの自助会、書き込みに「当事者」は、参加しないほうがいいかもしれない

 カサンドラ症候群の症状緩和方法で、自助会に参加、カサンドラの人が集まっているサイトに書き込みするというのがあります。
 でも、時々、これらに、アスペルガーの「当事者」が参加してしまうものを見かけます。たいてい、もめてしまいやすい。理由は、カサンドラ症候群の人は、「感情的になりやすい時期で、冷静に考えられない状態で、途方に暮れているから」
 アスペルガー症候群の人は、「カサンドラ症候群の状態を知らないから」のように感じました。 

 当事者が、カサンドラ症候群の状態の書き込みに対して、コメントを書いているのを見かけました。よく書かれているのが、「前向きになったら?」「いったい、何をしてもらいたいの?」「目的がバラバラです。話をまとめてください」というのがある。カサンドラ状態の「周辺者」は、この時期、アスペルガーの「当事者」の意見を聞ける状態ではなく、そういう書き込みを読んでも、気持ちの安定ができていないので、感情的になりやすい。この時期は、「当事者」「周辺者」の両方が、相手に、求めないほうがいいようです。

 カサンドラ状態が落ち着いて、少しは状況を受け入れられるようなるまで、かなり時間がかかる人が多いようです。理由は、これからの人生にかかわることだから。同僚や知り合いだとしても、話し合いができないというのは、大変だから。
 
 コメントに対しての、カサンドラ状態の人たちの返答は、「カサンドラ症候群の対応を、調べてから、書き込んでほしい」というものが並んでいました。

 カサンドラ状態の時に、何をしてもらいたいかというと、「当事者」と関わりたくない。しばらく休みたい。何かを考えたくない。同じ境遇の人と気持ちを分かち合いたい。慰めあいたいというのが最初になるらしく、やがて、状況をあきらめ、受け入れてという状態に変化する。具体的な対応策を、何も知らない、同じカサンドラ症候群の人に考えてほしいとは思っていないんじゃないかと思います。そもそも、アスペルガーの「当事者」の行動に悩んでいる人たちが集まっている場所で、冷静で前向きな対応策を自分で考えられるのなら、集まっていないんじゃないかと思います。行動が起こせるようになったら、状況を説明しても大丈夫な人や、症状を理解している信頼できる人に、具体的な対応策を相談しながら改善していくだろうけれど、カサンドラ症候群の自助会で話したいのは、日ごろのストレスを「私のところもありますよ」と言い合うこと。慰めあいだったりする。アルコール依存の人の自助会でもそうだけれど、弱い自分を吐き出して、自分と同じ境遇の人と分かち合うことで、自分の境遇を受け入れ、対応していこうという気持ちを作るところとして利用している人が多い。そんな場所で「対応を考えたら?」「いつまで、愚痴を言っているの?」「喝!!」なんて、アスペルガーの「当事者」が発言したら、火に油を注ぐ結果になりやすいようです。

 具体的に前向き目的のカサンドラ症候群自助会だったら、最初から、そうやって募集していると思うので、それが書かれていないのであれば、境遇の分かち合いコメント大会だと思ったほうがいいかと思いました。


 カサンドラ症候群の時の対応は、「カサンドラ症候群になったら」を参考にしてください。

 自分の周りの「周辺者」がカサンドラ状態になったいたら、アスペルガーの「当事者」は、自分の症状を十分理解することを優先したほうがいいようです。「当事者」は、カサンドラ症候群がなぜ起こるのか、理解できなくても、「カサンドラ症候群の症状」の把握したほうがいいようです。相手に意見を言わないほうが無難で、「こうしたらいいよ」という提案や対応策の話は、もっと、お互いに落ち着いてからのほうがいいと思います。
 カサンドラ症候群の「周辺者」のほうは、「当事者」が何か言っても、カサンドラ症候群の「周辺者」は感情的にならないように、スルーしたほうが無難だと書かれてありました。

 ADHDを併発しているアスペルガー症候群の人は、問題を早く片付けたくて、「周辺者」の気持ちが落ち着いてからじゃないと、意見が聞けるようになるわけじゃないというのが分からず、「早く欲求を言ってよ」と思ってしまう人もいるようです。この時期は、お互いに距離を取ったほうがいいようです。

 

取り組み方パターン

「当事者」「周辺者」の両方で、取り組む人、取り組まない人が出ると思います。発達障害の「当事者」が、取り組み方のパターンが7個ほどあるようです。

1「自覚がない人」
2「自覚があるけれど、人のせいにする人。自分を被害者だと思い続ける人」
3「自覚があるけれど、何が悪いかわかってないので、そのままにする人」
4「いじける人」
5「なんとなく取り組むけれど、熱心じゃない」
6「真面目に取り組みたい。でも、どうしたらいいのかわからない人」
7「とことん調べて、まじめに取り組む。人に症状を教えてあげられるレベルの人」

 このうち、「周辺者」が、そばにいて、協力できる人は、5,6,7になるそうです。いっけん、3,4も大丈夫そうに見えますが、実際は、そんなに甘いものじゃないらしいです。3は、いつまでも、「そのうち、やるよ」というか「いいじゃない、このままで」と流し続けます。催促すると怒り出す人もいるので、難しいようです。4は、いつまでもいじけて改善策を見つけず、トラブルになるたびに、そういう症状で、おだてても、なだめても、方法を提示しても、難しい人もいるようです。

 1から7までで、パターンが混ざっている人も多いようです。時に拗ねて、時にちょっとだけ取り組み、でも、問題が出たら、流すのも多い。こんな人は、ずっと、その状態が続いていくようです。

 5は、熱心じゃないので、周りの人のフォローが多くなります。助け続けると大変なので「周辺者」はほどほどにしましょう。

 6は、「当事者」のやる気はありますが、なかなか上達しない人も多いようです。そもそも、発達障害の中で、アスペルガーは空気も流れも、人の気持ちも理解できないので、トラブルになります。なぜ、トラブルになったのかを、本人が症状の理解をするには、どうしたらいいのかを、「当事者」に合ったレベルで、対応を考えるほうがいいようです。精神科医や発達障害者支援センターに相談しながら進めた方がいい場合も多いようです。本人が自力でやっていく場合、「周辺者」が症状を詳しく理解しておかないと難しくなります。受動型アスペルガーもこのタイプの人が多いようです。


 7は、そもそもまじめすぎるぐらいの人で、アスペルガーの、なにごともとことんまじめに取り組む性質が強く出ているため、勉強熱心で、努力家の人も多く、趣味が山登り、サイクリング、大学は国立か有名大学だったり、学者、医者、一流企業のエリート、起業家など、社会的地位が高かったりするようです。「当事者」がブログを書いているなんて言うのも、このレベルの人に多いようです。「周辺者」は、「当事者」と話し合うことが、できる状態になりやすいのも、このレベルの人が多いようです。

 

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医