始めに

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報連相

 発達障害の場合、報告、連絡、相談、が極端に少ない人も多いようです。脳の錯覚によるものです。一人ひとり症状が違いすぎるようです。理由は、育った環境と、本人の性格によるものが大きいようです。

 報告で、内緒にされたら、どうなるか? 連絡を密に行った方がいい場合、必要がない場合、このあたりのことは、そばにいる人の真似をして覚えていきます。ところが、ここで細かい微調整は、ASDだと難しいそうです。上司や、同僚、グループ内の人の性格に合わせて、変えないといけません。周りの人が親切と限りません。手伝ってもらえるケースのほうが少ないと考えたほうがいいと思います。理由は、発達障害の症状から来ます。言っている言葉、行動が、「???」という人の場合、周りの人は、そばに寄らなくなるため、そのままになります。取り返しがつかない状態の時には、もう、遅いという状況が起こります。理由は、日本人は暗黙の了解の時、いちいち説明しないし、確認しないし、年齢レベルのことはできると判断して、物事を勧めます。

 発達障害の人は、服装、態度、言葉遣いをTPOに合ったものを考えるのが苦手です。ASDは特に、ちょっとでも違うと、わからないらしく、「重要書類だからコピーはだめ」と言われたら、スキャンも、人に見せてもいいと勘違いするという人がいたそうです。全て書いておかないといけないというのをすると、文字数に制限がある場合は、書かないために、伝わらずに、「そこから説明が必要なのか?」となるようです。

 発達障碍者が間違えているのは、意外と、「最初から」というケースが多く、わかってないまま進めて、失敗しているのに、そのまま言わなくてもいいやと勘違いして、進んでしまい、取り返しがつかない状況になって、思いっきり怒られたと書かれているケースが多数あります。会社での仕事上の立場で、あまり良いと言えない職場に回されているケースが多い。職場が変わる程度ならいいですが、怒鳴られ続けて、心の病気になってしまいましたとか、もっと悲しい結果になっていることも多いようです。

 小さいころに障害がわかり、療育を受けていた場合、離職する率が低いと言われているようです。大人になってからだと、脳が出来上がっており、なかなか、改善されないようです。病院に行き、職場復帰まで数年かかりましたというのは、大企業とか、行政関連の職業の人に多いようです。それより下のランクだと、そんなことを職場がしてくれることはないようです。

 大学でも発達障害の相談室があるところもあります。全国規模で、職場、学校、医療現場、行政関連施設に、臨時でもいいので、相談室が設置されるようになれば、多くの人が救われると思います。先生も上司も、部下や生徒のことは、内緒で相談はできません。それらを相談しやすい環境にしなければ、状態は良くならないと思いますが、今はまだまだのようです。

 ほうれんそうの本は一般人向けにいくつか出ているようです。これらを参考に、苦手な方は、行動を考えてもいいかもしれません。発達障碍者用のSSTのマニュアルにもあります。自分に合った本を調べて、考えてもいいかもしれません。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医