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精神科で診断をもらうと不利がある

 精神科に行ってください。なんて、簡単には考えられない理由の一つに、デメリットがたくさんある。というのがあります。デメリットは、数え上げたら限がありません。会社や社会的になんて思われるか、ローンも組めない、生命保険にも入れない、お金もかかる。時間も取られる。いくらでも出てきます。家族がいたら、その家族の就職先や恋人、友達、親戚づきあい、子供の結婚に支障が出る。たくさんの問題があるため、
「病院には行っていません」という人もたくさんいます。

 ものすごいまでの症状の人の場合は、そして、生活もままならない状態の人は、行かざるを得ません。投薬が必要なぐらい、抑うつが強すぎるとか、衝動性が強すぎて、イライラが強すぎて、など、必要性はたくさんあります。先生に指導してもらって、自分の状態に合わせた環境や心の作る相談をしたいと思っても、デメリットがたくさんあることは知っておかないといけません。そういうこともしっかり把握したうえで、家族とよく相談して、病院に行くかどうか、通い続けるかどうかを考えないといけません。発達障害だと一度でも、診断が出てしまったら、一生、それが付きまとうことも覚悟しないといけません。

 軽い症状の人は、まず、病院に行ってないという人も多い理由は、そこに原因があります。欧米では、むしろ、「積極的に、その障害に向き合わないなんて、なんて、無責任な人間だ」という感覚で、すぐにカウンセラーや、精神科医に行くようですが、日本では、その感覚になることは、まだまだ先かもしれません。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医