発達障害だとわかった後、「この程度はできるよね」というのが難しいそうです。理由は、ちょっとでも違うと、「???」となるからだそうです。そして、言われないと、そのままにしていくらしく、わからないままにしておしまいにする。注意されたら、「なんで、この人、怒るのよ」となるらしく、周りの人はわかっているのに、本人だけが気づいていない状態になるようです。
これを防ぐには、日常生活で初めてのことは、すべて研修が必要な人なのだと思い、見本を見せる必要があるようです。そして、見本を見せるにしても、一つの工程を見せたら、すぐにやってもらうということを繰り返さないと危ないらしく、一度に全部見せても、覚えきれないらしいです。覚えられる発達障碍者の場合は、いくつかの工程を連続で見せて、メモを書いてもらうということを繰り返して、作業工程を覚えてもらうことになります。そして、次にやるときにも、そばについていて、覚えているかどうかの確認作業が必要になります。
でも、すべてのことにマンツーマン指導をしていたら、大変になります。そのため、仕事現場では、発達障害の症状をカミングアウトしているのなら、ジョブコーチをつけてもらうのが安全のようです。症状を知っている人が仕切ってくれた方が、仕事でのミスが減ります。
これが家族になると、子供が発達障害だと、「当事者」は療育を、「周辺者」はペアレントトレーニングになるようです。ところが、大人だけが発達障害であるとなると事情が変わってきます。「当事者」は、SSTのセミナー、デイケアに通い、「周辺者」は、民間のコーチスタッフをつけるとなると、相当お金がかかるようです。
行政主導で、教育コーチ、ファミリーコーチが必要なのではないかと、思いますが、まだまだのようです。発達障害のグレーゾーンの人も、安心して、低料金で利用できるファミリーコーチ制度ができたら、もしくは、学校にそういう指導するコーチが短期間だけでも派遣してもらえたらと思いますが、実情はまだまだのようです。