始めに

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「悪気がないから?」

 発達障害の人のそばの「周辺者」の意見で多いのが、「悪気がないのは、わかるのだけれど」となります。その次の言葉は、「でも、不快だし」「傷つくし」「ずっと、フォローしないといけないの?」「我慢の限界があるし」というものが並びます。

 発達障害の「当事者」もぼやき、「周辺者」もぼやきの状態だと、うまくいかないため、励ましたり、ほめてもらえたり、そういう第三者のサポートがあったら、モチベーションの維持ができるかもしれません。

 実際に、そばにいる「周辺者」には、切実な問題が付きまといます。意思の疎通が図れないため、「周辺者」が決めないといけない。決めても「いやだ」と反発されてうまくいかない。言葉の暴力、金銭の問題が絡む人もいます。信用を無くしてしまったなんていうのも、たくさん書き込みがされていました。「ごめんなさいと、なぜ、私が言い続けないといけないのだろう?」という書き込みも多いです。「当事者」も、なぜ、私がこんな目に遭うのだろうか?と思っているようです。

 これらを解消するには、行政の状態を変えるしか方法はないかもしれません。バックアップ体制を変えないと、難しいと思います。小さいときから、専門家のテストがあったら違うのですが、そういう状態は、人権問題も絡むので、まだまだのようです。子供の特性に合わせて、一人ひとりカリキュラムが違う学校なんていうのがあったら、違ってくるかもしれません。

 支援法となってから、子供の発達障害が見つかる確率が上がり、その親も調べることになり、仕事場でも見つかる人も増えて、と言っても、グレーゾーンの人は、見過ごされているようです。グレーゾーンでも、意思の疎通が図れないというのは、大変になります。

 「当事者」の要望もたくさんあり、「私の技量に合わせて、仕事ができたらというのも多いです。「周辺者」は、「当事者」の自覚がないと、大変となり、「いったい、どうしたら?」という困っている人たちも多いようです。

「周辺者」は、「悪気がないから、許されるのでしょうか?」「許し続けるのも限界があります」と言っているケースも多数あります。これらを解消するには、職場のサポーター制度が早く導入されて、それで、学校のうちから、発達障害の人とどうやってかかわる形がいいのかを、考えられる環境ができたら、いいのかもしれないです。

「悪気がないから」と言われても、「実際にトラブルは、どうするの?」と切実な状況の人も多いです。一人で、抱えないようにと言われていますが、実際は、家庭で起こっていたら、「抱えたくなくても、抱えないとどうしようもないじゃないか」という状態です。
「周辺者」は、決して無理をしないようほうがよさそうです。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医