始めに

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トラブルを分けて考えよう

「また、やったの?」
「対応してよ」
「自分でやろうよ」
「お金まで問題を起こしたの?」
「なんで、私が、助けないといけないの?」
「トラブルが多すぎだ、ついていけない」
「もう、知らない」

 などなどの感情は、発達障害の「当事者」のそばにいたら、「周辺者」は、たくさんたまり続けるようです。そして、「当事者」が取り組まない限りは、減りません。取り組む「当事者」は少ないようです。取り組んでも、劇的に減ることはなくて、よって、「やっていられない」という感情は、減ることはないとコメントがとても多いようです。その人たちの気持ちの切り替えは、
「当事者に期待しないこと」「相手が変わることは基本ない!」と思っておくことのようです。

「遅刻は減らない」
「言い訳ばかりしている」
「文句が多い」
「助ける回数は減ることはない」
「トラブルだらけ」

 これらが減らないとしたら、やりきれなくなりますが、だんだんと、心のほうがマヒしてきます。カサンドラ症候群の状態になったら、安全のために「距離を取ったほうが良いようです」この状態が少し良くなったり、でも、悪くなったりを繰り返す場合は、心のよりどころとして、「少しは良くなってよ」と思いたくなりますが、ならないようです。変えることができるのは、「周辺者」の心後掛けだけ。「もう、矢でも鉄砲でも持ってきてよ」「あまりかかわらないようにしよう」という開き直りの心境まで行くしかないらしいです。

 付き合うか、付き合わないかを決める。トラブルになっても、いちいちへこまない。慣れる。どうせ、変わらない。浮気する人は浮気が治らない。借金をする人は借金を重ねる。こだわりが強い人はこだわりが強いまま。「でも、私はかかわらない」もしくは、「適当に処理する。無理しない」という感情をもって、開き直るしかないようです。

 処理する場合ですが、一つ一つ一喜一憂するのをやめて、最低限、「これだけは対応しないと、まずい!」というものだけ選別して、対応をする程度にとどめて、全部を背負いこまないほうがいいようです。問題を分けて考えたほうがいいようです。相手の範囲、自分の気持ちの処理、トラブルの処理などを分けて、それぞれを考える。残りは考えない。というスタンスで行かないと、心が持たないようです。お金の問題なら、お金だけ。遅刻の問題なら遅刻だけを考える。言い訳が多いのを聞いていられないのなら、それを聞き流す心をどう作るかだけを考える。文句を言われるのなら、リフレッシュの方法だけを考える。

「相手が借金したり、浮気したりして許せない」という場合は、「相手が変われば」ではなく、「浮気する、借金する人を許すか、許さないか」という部分で決めたほうがいいようです。文句ばかり言われるのなら、音楽プレーヤーで耳をふさぐ、耳栓を使うなどの対応をする。遅刻するのなら、遅刻を想定して動くしかない。相手がそれでも遅刻するなら、予防策として、周りに説明をあらかじめしておく。借金とか、浮気は、もう、個人で対応するのは難しいので、頼りになる人に相談したほうが良いようです。

 全部は一度に処理できないので、処理したいときに、処理しないといけない順番で考えて、無理をしないのが一番、いいようです。

 アスペルガーやADHDの人は、「相手に罪悪感もなく、自分が正しいと思ってしまう脳だ!」ということを理解して、「そもそも、事情を理解することは難しい脳なので、あきらめる」覚悟が必要です。無理をしないように、したほうがいいようです。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医