始めに

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フリーズする脳

 理解不可能な状況の時に、受け止められなくて、脳がフリーズ状態になりやすいのが発達障害の人の脳のようです。定型発達の人だとフリーズしそうになったら、とりあえず、いったん休憩したほうがいいからと、その場を離れて、いったん考えるのをやめるのが一般的な反応ですが、発達障害の人は、考えがぐるぐる回り、フリーズ状態になり、周りの様子が気づけない。注意されても、「いったん中止しようよ」と言われても、止められないらしいです。フリーズ状態になったら、音すら聞こえないらしく、周りから言われても、一か所集中で、「なぜ、なぜ、なぜ?」が頭に駆け巡るらしいです。

 一般的な人だと、ごちゃごちゃして、考えがまとまらなくても、雑音は聞こえていますし、周りの人の声も聞こえてきて、余計にプレッシャーとなったり、ますます、混乱しますが、発達障害の人は、声も音も聞こえなくなるらしくて、周りの人は、「これだけ注意しているのに」と怒ってしまいやすいです。

 症状を理解しても、どうしてもフリーズもパニックも起こりやすいのが発達障害の人のほうで、フリーズしたり、パニックしたら、静かなところで休ませる。しばらく待つなどの処置をして、その後、軽く説明をして、してはいけないことへの注意や、どうしたらいいのかの指導などを行うのが一般的のようです。

 あらかじめ、訓練で、小さいパニック状態の時から、「深呼吸しよう」「いったん、脳を休めよう」と「周辺者」が働きかけておいたほうがいいようです。そういう小さいことの積み重ねも、SSTの対応になるようです。ソーシャルスキルトレーニングの内容を把握して、できるものを日常に取り入れておかないと、パニックになったり、フリーズするたびに、右往左往します。あらかじめ、ソーシャルスキルトレーニングとは、どんなものかを把握してもらっておくことが大切のようです。

 フリーズしやすい、パニックになりやすい部分を抑えるというのは、とても、難しいようですが、落ち着く方法を学ぶことはできるので、だんだんと、それに慣れておく必要があるようです。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医