始めに

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叩かれても

 ASD、ADHDの人の中には、暴力や言葉、無理やりにでも、相手を自分の言うなりにさせようとしてしまう人もいるようです。子供のとき、そういう症状が出たときに、適切な対応を受けられなかったために、大人になっても、症状が残ってしまっている状態のようです。この場合、聞き入れてもらえるようになるには、大変、時間がかかるようです。ただし、相手の言いなりになることは避けてくださいというのが、定説のようです。
 相手から、叩かれたり、暴言を吐かれたり、「周辺者」が悪いからと言いふらしたり、とにかく、何が何でも、思い通りにさせようとして、それで成功体験を持っていると、なかなか治らないようです。パニックになっていたり、癇癪を起していたとしても、言い合いをせず、「無視する」という荒療治がありました。どんなに、相手に嫌がらせや嫌なことをされようと一度でも言いなりになってしまうと、自分は悪くないと思い込んでいるために、何度もそれを繰り返してしまうようです。それを繰り返して、大人になっていたら、ちょっとやそっとでは変更は不可能になっているので、大変労力が必要になるようです。聞く耳も持たない状態の場合は、治らないものと思い、あきらめるか、もしくは距離を取ったほうがいいようです。ディベート技術を磨こうと、話し合いを持とうとしても、そこまでの状態ですから、専門家なしでは、対応が難しいようです。


ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医