トラブルとして、よく書き込まれているものに、「それぐらいできるだろう? できないのなら、君が悪い」と配偶者や家族、同僚などに言われて、それで、自分がやるとなると、全然できなくて、「相手には要求するのに、なぜ、自分ができないときは、開き直るのだろう?」というのが多かったです。
その理由は、アスペルガーの「当事者」の場合は、やってみるまで、想像ができないからだそうで、実際にやってみたら、できないことにパニックになり、「そうだ、自分じゃなくて、ほかのものが悪いんだ」と脳が錯覚するからだそうです。定型の「周辺者」からすると「????」となりますが、アスペルガーの「当事者」は思い込んでいるために、手が付けられないケースも多いようです。その理由は、アスペルガーの人の学歴にあることも多いらしいです。小さいころから、お勉強ができる人の場合は、それ以外の人を馬鹿にしてしまうケースもあるらしく、そのため、「勉強ができない奴が、何か言ってる」と思って、バカにして、どんな注意も聞き入れないまま、大人になってしまっていることも多いようです。
ADHDの「当事者」の場合は、思い込みが強くて、「自分でもできるはずだ」と思い込んでいるケースも多く、できないとイライラしやすい脳のために、どなったり、何かのせいにしたり、すねたり、自分ではなく、ほかのものに八つ当たりしてしまう脳の状態になりやすい人もいるようです。
どちらのケースも、アスペルガー、ADHDの「当事者」全員に症状が出るわけじゃないそうです。個人差が大きく、本人の性格と、教えてもらえる、正しく導いてもらえる環境になかったケースの場合が多いようです。
やったこともないのに、できると思い込んでいて、「当事者」が自分でできることはせず、定型発達の「周辺者」のせいにしてしまい、被害妄想状態になっているケースで、自覚を促すのは、相当難しいようです。思い込んでいて、大人になってしまっているため、専門家でも、難しいと言われているようです。「周辺者」は、自分の心と生活を大事にして、無理して合わせないようにしましょうと書かれている場合が多いです。