始めに

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マニュアルをたくさん作る

 アスペルガーの「当事者」で、対応をしている人たちの意見で多いのは、「わからないものは、すべてマニュアル化で覚える」というものでした。細部が違ったりするとわからないこともあるようですが、一般的な手順はマニュアル化すれば、何とかなりました。というケースがあります。自分で修正ができるのですから、症状としては、さほど重くないのかもしれません。

 トラブルと流れをフローチャート化して、見せたり、マニュアルを作ってみたり、作業工程表を作っておいたり、事前準備表を作成したり、皆さん、まじめに自分で取り組んでいる人は、社会に何とか溶け込めているようです。それらを自力でできない人もいるようで、こういう場合は専門家に相談したり、SSTのプログラムで勉強したりしたほうがいいようです。

 ただし、ADHDの症状を持っている人の場合は、これらが使えないようです。そもそも、「マニュアル化? 面倒だ!」となるようです。この場合は、簡易マニュアル程度を、一番困っているものだけピックアップして、「周辺者」が作成して渡すしかなさそうです。とにかく、「面倒だからやりたくない」というのが、ADHDの「当事者」の理由。でも、アスペルガーとの併発しているケースの場合、面白かったり、気持ちが向いたら、やることもあるようです。少しだけ作ってみて、様子を見るのもいいかもしれません。あくまで、「できたらいいな」という程度で、「周辺者」は期待しないほうがいいようです。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医