始めに

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報連相の練習

 報告、連絡、相談。ほうれんそうと言われるものですが、これが、ASD、ADHDの「当事者」は苦手です。ASDは、状況に合わせて、「どれを言えばいい?」と分からなくなる人もいるようです。ADHDの場合は、衝動、多動、不注意の症状のために、「何かを言い忘れる」なんてことも多いようです。

 これを防ぐには、メモを書いて、それを見せながら話す。メモを渡す。などの作業が必要になります。メモは5W1H方式で書いておきます。そして、慣れないうちは、症状の理解している「周辺者」に確認してもらって、渡すなどの訓練を積み重ねて、自分に合った方法を身に着けていくのがいいようです。

 メモを書いて考える癖をつけるほうがいいようです。そうすると、普段の会話のときも、頭の整理がしやすくなるようです。何度か経験を積んで、脳を慣れさせていくのがいいようです。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医