始めに

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ソーシャルスキルトレーニング

 ASD、ADHDの診断を受けられた方の中で、医師や相談センターの相談員さんなどに、ソーシャルスキルトレーニングを勧められて、通われている人も多いようです。値段は、一回5000円から一万円ぐらいまで。診断を受けた人の状況にもよるようですが、行政から、金銭的に補助をしてもらえるケースもあるようです。ただ、診断を受けることが困難、診断を受けるほどじゃないという人も多いと思います。「当事者」が認めないで、「周辺者」が受けてもらいたいケースもあると思うので、そういう部分のケアも考えてもらえたらと思っています。

 ソーシャルスキルトレーニングは子供向けの本がたくさん出ていますが、大人向けの本はまだまだ少ないようです。症状が比較的軽い方は、本を読んでもいいかもしれません。ただ、ADHDの症状がある方の中で、本を読めない人もいるらしいし、ASDの「当事者」は、本では理解できない人がいるようなので、できたら、トレーニング風景のビデオを作り、動画配信をしてもらえたら、地域的に恵まれない人、時間やお金などで、通えない人が助かるのではないかと思います。通うのに不安がある人も多いと思うので、どんなことをしているのかが分かれば、「通ってみようか」という気持ちになる人も多いのではないかと思います。
 「周辺者」向けのビデオも、仕事用、家族用、友人、知り合い用に分けて、作ってもらえたら、そこまで通えない人だって、たくさんいるし、お金だって、そんなに余裕がある人ばかりじゃないので、動画配信を考えてもらえたら、助かります。

 ソーシャルスキルトレーニングは、「周辺者」でも、参考になることがたくさんあると思います。カウンセリングの風景を見せたり、動画配信で色々とできることがあるような気がします。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医