始めに

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序列に分けてみよう

 ASDの「当事者」は、場所に合わせた行動が分からなくなる人もいるようです。公式、準公式、一般的、プライベートなどの場所に合わせた行動が分からない人もいるようです。

 そのほか、序列が分からなくなる場合もあるようです。「目上」「上司」「同僚」「部下」「プライベート」「少し気を遣う相手」「全然気を使わなくてもいい相手」の区別があいまいすぎて、分からない人もいるようです。

 この場合も、テンプレートを作成して、ふるまい方の整理をしておくのがいいようです。社会的な部分、例えば、仕事の場ではできていても、プライベートと仕事が混じったり、プライベートと準公式的部分が混ざっている場所もあるので、「どうしたらいいのか、わからない」という人もいるようです。そういう場合は、信頼できる、自分の症状を知っている「周辺者」に確認したほうがいいかもしれません。わからないときは、無理に行動せずに保留にしたほうがいいようです。ただし、そのままにしておくと、同じことを繰り返すだけなので、信頼できる人に、相談して、一度でもわからなかったことは、レシピノートに書いておくほうがいいかもしれません。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医