ASD、ADHDは、確認作業がうまくいかなことが多いようです。確認事項のひな型を自分用に作っておいて、それを基に、考えていくのもいいようです。
決定事項の確認
決定したことで間違いがないかを確認する
相手の考えや感じていることの確認
自分の感じ方や考え方と違っていることも多いので、そこを確認する
自分の作業、行動の確認
相手にかかわることもあるので、その部分を、確認する
見直し確認
自分でやった作業や行動を、間違っていないか誰かに確認してもらう。
曖昧表現、抽象表現の確認
「ちょっと」「あんなかんじ」と言われたら、具体的な数字で言ってもらう。
など、共同作業、共同行動をする人との意思の確認事項を、自分用に書き出してみるのもいいかもしれません。
どういう言葉で聞いたらいいのかも、一緒に書いておきます。序列も関係があります。「目上」「同僚」「同じ立場」「部下」「気を使う人」「気を使わない人」などに分けて、あらかじめ、言葉遣いの違いも入れて、確認するための自分用のレシピを作っておくのも一つの方法です。ASD、ADHDの「当事者」だけでは、難しいので、「周辺者」の人に確認するか、一緒に作成するのがいいのかもしれません。