カサンドラ症候群の仕分けをして、行動の目安表を作るとわかりやすくなると思います。
「発達障害者の人が引き受ける範囲」「お医者さんの範囲」「行政の範囲」「配偶者の範囲」を仕分けしてみて、行動を考えるのもいいようです。
発達障害者の範囲
症状を知る。SSTをやる。お医者さんに相談する。自分の行動でしてはいけないことを覚える。できる範囲を考える。トラブルを減らす努力をしてみる。どうしてもできないことは相談する。確認を怠らない。相談しないとトラブルになることがあることを覚える。連絡は密に行う。
配偶者の範囲
症状を知る。SSTの補助をする。お医者さんに相談する。トラブルになりそうなことを予想して確認、連絡、相談をする。トラブルを減らす努力をしなくても、無理をさせない。やってもらえない場合も多いけれど、自分のせいだとは思わないようにする。相手の範囲まで引き受けない。割り切る。判断をしないといけない部分があることを覚悟する。
お医者さんの範囲
診断、治療、カウンセリング、認知行動療法、投薬、環境づくりの指導など。
行政の範囲
行政で受けられるサービスの提供。相談、お医者さんの紹介、適切な施設の紹介など。
神様の範囲
「周辺者」ができることは限られています。発達障害者が自覚するかどうか、取り組むかを決めるのは「当事者」になります。取り組んでくれないのも、症状があるからです。理解しないまま行動してしまうのも、脳の症状になります。対応せず、自覚せずの場合は、神様の範囲になります。しばらく、その部分は、「当事者」には期待せず、相手の心が受け入れる、対応していくのを待つしかないようです。