始めに

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会話に時差がある

 発達障害の中でも、ADHDは、早合点、単語しか聞いてない、聞き飛ばしが多い、そもそも聞いてない。などの理由から、会話が通じないと言われています。ASDの場合は違います。話について行けない、何が言いたいのか理解が遅い、もしくはできない。流れが変わるとパニックを起こす。情報が過多すぎると、整理できない。たくさんの理由で、会話をしても、本当に理解するまで、何時間もかかる、何週間もかかる。下手したら、一年、いや、それ以上経ってから、「あの会話の本当の意味は、それだったんだ?」と気づけるようになるそうです。一生、気づけない人もいるようですので、会話するのだけでも、一苦労になります。

 会話をしていても、返事がものすごく遅い場合があります。「え、今頃、その話?」という返事が突然返ってきて、「意味が分からない」と周りは戸惑うことも多いようですが、ASDの「当事者」は違和感がありません。まじめなために、ずっと、ぐるぐる考え続けて、違うことで、「あ、そういうことか」と気づけたり、自分で気づいたり、そういうことを自問自答して、やっと結論が出るようです。会話に時差があると、物事によっては、「決定するときじゃない。既に遅い」ということも多く、それが、期限付きのものだと、「手遅れだよ」と言われて、「えー!!」という状態もなるようです。重要なことは、確認しておいた方がいいようです。確認に対しては、報告、連絡、相談のことについての本での解説本を読んで、参考にして、確認については、ソーシャルスキルの本などにも載っています。自分に合った、確認の方法を取っておいた方が、安全となります。ただ、会話に時差ができてしまうのは、本人が、わざとやっているわけじゃないので、悪気はありません。そこを責められると、ますます「パニック」が起きやすくなるそうです。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医