ASDの人は、自己中心的で頑固と勘違いされてから発覚することが多いです。ところが発覚してからも、なかなか自覚しないようです。取り組みもしないようです。理由は、生まれてからその脳で違和感を感じないのも症状だからのようです。
自覚して、取り組むようになったら、色々なことが改善されていくようになるそうです。ただし、自閉症状の重い人は、難しいようです。理由は、自覚していると、つまり、自分の症状に納得しているので、症状の知識を身に着け始め、そして、身に着けるのが大変でない限りは、本来のまじめさもあり、どんどん変化が起こるというのも多いようです。自覚する前、納得する前と同じ説明をしているはずなのに、変化が出ます。「同じ説明をしているのに、なぜ?」と思われますが、脳の反応により、説明が理解できるようになったために、対応していこうという気持ちが出るからだそうです。つまり、納得していない前、自覚していない前、症状の知識がない時に説明しても、難しいということになります。
対応を話し合う前に準備が必要なのは、このためです。症状知識を持ち、自覚してもらい、どこに問題があるかを聞いて、その上、説明に納得してもらうには、骨折した時に「骨にはカルシウムがいいんだよ。だから、牛乳を飲もう」というのと同じで、なぜ、それが必要なのかをわかってからじゃないと、取り組まないようです。
自覚が出るまで何年もかかる人が多いようです。トラブルを自覚してから、「発達障害かもしれない」というところにたどり着いてから、病院に行こうという気持ちになるまで、さらに何年もかかるようです。人によっては、病院に行く気持ちが一生起きないだろうという状態の人もいるようです。とりあえず、本で調べよう、ブログを読んでみようという気持ちになるには、大失態をして、取り返しのつかないことをして、「これは、まずい」と本人が本気に思ってからじゃないと気持ちは出来上がらないようです。そこまでしても、「この程度」と言って忘れてしまう症状の人も多いようです。この場合は、自覚もないし、トラブルを起こして、周りのせいにしている人も多いようです。病院に行く、もしくは自力で調べるようになって、自覚して、納得できて、初めて、周りの意見を、「少しは、聞いてもいいかもしれない」という気持ちが出来上がってきます。やがて、症状を知ってしまい、自分と他者との違いに気づき始めて、どうしていくのかは、性格や環境によって違うようです。取り組まない人の場合は、ずっと取り組まないままで、逃げたり、逃避したり、ほかの人のせいにしたり、放置したり、それを繰り返すそうです。
取り組む人の場合は、そもそも、負けず嫌いで、頑張り屋で、まじめ、記憶力もよく、読解力もある、知識欲が旺盛だったりするようです。学歴も高く、社会的に成功している人も多いようです。性格と症状、環境、自覚しているかどうかによって、対応するか同課が決まってくるようです。そして、納得してからは、変化が速いようです。納得していないままの状態で説明しても、難しいようなので、本人が納得できる形での支援が必要になるようです。