書き込みによくあるのが、発達障害者側からの「配慮してください」というもの。合理的配慮をしてくださいと法律が変わっていますが、現場は、まだまだのようです。けれど、合理的配慮をしてほしい場合は、発達障害者のほうが働きかけないと、難しいようです。行政の場では、配慮は必要になっていますが、民間の場所は努力目標でしかないからです。
発達障害者の人がいるグループは、全員、発達障害の症状を自ら勉強して、発達障害者が快適になるように努力すべきである。と考えての発言もたくさんあるようですが、実際は、そんな理想は、発達障害以外の、問題を抱えている人でも、配慮はしてもらえません。遅刻が多い、問題発言、行動が多い人の場合でも、注意されておしまいです。一から、その問題を教えてもらえる、指導してもらえることは、社会人以降は、ほとんどないのが実情です。高校生ぐらいまでは、先生からの指導があるかもしれませんが、それも、万全の体制とは言い難いのが実情のようです。
発達障害者は、社会スキルを身に着けて、自分のいる場所での理解してもらう努力をするのは、自分自身でお願いします。というのが、仕事現場以外の状況なので、社会スキルを発達障害の「当事者」が身に着けてない場合は、周りは配慮ができません。周りに配慮してもらうには、具体的に、症状が知らない人で動けるように、お願いの仕方を、発達障害者自身が自分で考えないといけなくなっています。
一般の今の日本の基準は、小さいころに気づけなかった障害だとしても、大人になって気づいても、「できるだけ、当事者が社会適応できるように努力してください。そのためのお手伝いをしましょう」というのが、行政、学校、会社、医療関係の基準になってます。そのため、「ご本人が自分で努力されて、自覚された方のみ、承ります。それ以外の方は、配慮は難しくなります」という状況のため、自覚されない、努力されない発達障害者の周りにいる「周辺者」が混乱してしまう状況になってます。「現場で判断してください。ジョブコーチを頼まれるのなら、承ります」という状況になっているようです。「じゃ、ファミリーは?」「PTAは?」「同僚は?」「うちのグループは?」と、コーチが派遣されない現場では、手探りで処理しているのが現状となってます。
発達障害の啓蒙活動のための講師の派遣を行政は行っているようですが、その派遣をしてもらいにくい場所もたくさんあります。そこの垣根がスムーズになるまで、まだまだのようです。
自分の症状を、知らせるだけじゃなく、具体的に、「5W1Hを省略せずに、説明してもらえるとありがたいです」「3分以上の説明は聞いても、忘れてしまいやすいです」「作業工程表があると助かります」「全体の流れを表にしてもらえると理解できます。お願いします」と低姿勢に頼まないと、周りは嫌な顔をされることがあります。どちらかというと、そちらが普通の社会人への態度になります。本人が努力を怠っていると、周りが錯覚するからです。嫌な思いをしないように、自分の症状を知らせる努力と、周りへの頼み方の方法を、症状を知っている人に教えてもらった方がいいかもしれません。発達障害者以外の人が、「絶対に配慮しないといけない」という状態になることは、ほとんどないので、どちらが配慮という実情は、「発達障害者が配慮してほしいのであれば、自分で配慮してもらえる努力が必要なのに、発達障害者がそれを訴える手段を知らないので、できていない現場だらけ」という状態で終わっています。