始めに

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大人の発達障害でも、感情処理は、子供用のマニュアルを

 大人になるまで発見されにくい発達障碍者も大勢います。最近になって、発覚するようになったのは、行政の取り組みが変わったからです。法律が変わり、子供のほうが発見されやすくなり、その親たちもついでに発見されることになり、仕事場でも、知られるようになって発見されるようになり、でも、精神科医や、臨床心理士の人も、専門知識を持っている人は、まだまだ少ないため、見てもらえる状況にはなっておらず、受け皿がまだまだのようです。
 診断だけはしてもらったけれど、あとは自力でと言われるケースもたくさん書き込みされてしました。それでは、家族も仕事場の人も、ご本人も「???」となり、何の改善にもなりません。そして、詳しいマニュアルさえ与えられず、手探りでやっていくこととなります。

 まず、症状に対して、詳しく知るところから始めないといけないし、対応策も学び、でも、障害を受容するまで時間がかかり、その障害に向き合っても、できないことも多いし、お金はかかるし、ため息をつきたくなることばかりが続きます。感情処理がもともと下手な発達障碍者には、大変な作業となり、そんな発達障碍者の脳の症状は、一般感覚を持っている「周辺者」も戸惑うばかり。「え、なんで、ここで、そんな変な言葉が出てくるの?」「いったい、なぜ、そんな変わった行動をするの?」と思いますが、答えはすぐには見つからないものです。

 大人になっているから、外見でわからないため、「周辺者は」大人として扱ってしまっているために、対応策と「当事者」の心が合ってないことも多いようです。
 マニュアルは大人向けと子供向けがあります。両方を参考にしたほうがよく、特に、感情の処理のほうは、幼稚園や小学校までさかのぼって、調べたほうがいいケースも多いです。そこだけが成長できなかったというアンバランスな脳であることも多いからのようです。

 感情処理が、子供と同程度かもしれないと予測して、提案してみる。説明をわかりやすく、発達障碍者向けにしてみる。などの方法を取り、様子を見ていく方がいい場合も多いようです。

 勝ち負けにこだわる。リーダになりたがる。癇癪を起す。言葉が出てこない。返事がなくのんびりしている。会話で間違った解釈が多い。暴力的な言葉を言ってしまう。など、たくさんのケースごとに書かれているマニュアルもたくさんあります。どんな感情で、そうしているのか、子供の心が解説されているものを読み、できないことが多いのだと理解して、進めていく方が安全のようです。

 見た目が大人になっていても、その年齢まで、症状が残っているということは、そこだけは、発達障碍者がわかるような説明をしてもらう機会がなかっただけで、わかるように説明したら、理解できるかもしれない。という可能性も残されているため、子供向けのマニュアルを参考にするのもいいかもしれません。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医