始めに

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相手に望まれても

 発達障害の「当事者」は不安が付きまといます。そのせいか、何かと頼ろうとする人も時々いるようです。その望みの内容は、一般的感覚があり、意思の疎通が図れる相手なら、何とかなる場合も多いでしょうが、この「一般感覚がずれる」という部分がとても重要で、その部分で、意思の疎通は図れず、共同作業をするのも、一緒に判断するのも、会話するのも、難しい症状レベルの人も多いようです。症状の勉強を「当事者」がどの程度できているか、自覚があるか、今後、「当事者」がどういうことをしていきたいと望んでいるのか、など、「当事者」にも事情があるとは思いますが、「周辺者」は、無理して合わせる必要はないというのが一般的です。

 「当事者」の外見で出ていないため、「周辺者」がつらい状態になることは多いですが、望みをかなえるために、自己犠牲はしないでくださいというのが、発達障がい者のそばにいる家族は同僚、友達などの「周辺者」の立ち位置になります。サポートしすぎもダメ、望みをかなえる必要もなく、お金の問題も片づける必要はなく、問題が出ていたら、発達障がい者の「当事者」が、お医者さんと相談して、本人が考えていく範囲と思っていないと、大変になります。

 配偶者、親、兄弟だと、この部分が違ってきます。発達障がい者が未成年で、親である場合は、たくさんの責任が伴いますが、それ以外だと、無理して、やらなくてもいいというのが一般的だそうです。「知的障害を伴わない」ここが一番、大きな理由らしく、これがないため、成年後見人みたいなことを望まれる発達障害者の「当事者」の書き込みがちらほら見えますが、それらは、ご本人が、行政やお医者さんと相談して、自分で考えてもらわないと難しいようです。発達障がい者のご本人が、支援員、ケアマネージャーなどと相談してもらって、考えていかないと難しいようです。ただ、症状が重すぎたり、自覚がない発達障がい者もいますのでケースバイケースで考えていかないと難しい部分もあるようです。

 症状が重すぎる場合、どうしたらいいのか、迷いますが、症状の勉強を、「当事者」が自分で理解していく覚悟がないと、難しいらしく、ご本人がどうしたいのかさえも、わからなく、「迷ったまま」の状態の人とどの程度の距離感で、考えていくのかは、事態がわかっている、「周辺者」が決めていき、望みをかなえないとと思わないほうがいいようです。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医