あらかじめ伝えておいた予定行動から変更することもいくらでもあります。ASDの「当事者」には、変更理由は、あれこれ言わず、わかりやすく、感情を交えずに報告にとどめ、今後の予定も事務的に伝えたほうがいいようです。
予定が狂うと、「困る」と言い張る「当事者」もいます。すべて聞いていたら限がありません。折り合いをつけながら、どうすればいいのかを「周辺者」が判断したほうが、スムーズに運ぶ場合も多いですが、相手が年長者や気を使う立場だと言いづらいです。その辺は様子を見ながら、根気よく伝えていくしかなさそうです。ただ、「当事者」に合わせて、トラブルになりそうな場合は、「難しいでしょう」とはっきり伝えたほうがいいようです。
今後の見通しを話しておいても、聞いていない、もしくは理解できないASDの「当事者」もいるようです。理由は、「予定変更なんて、困る! どうしよう????」と頭の中がいっぱいで、脳が反応しなくなる状態もあるからです。冷静になるように落ち着かせてから、再度、伝える。何度も確認をするなど、「周辺者」が配慮をした方がいいケースも多いようです。
ただし、ASDの「当事者」によっては、予定変更を詰ってくるケースもあります。いちいち聞いてしまうと、嫌になりますので、ある程度は聞き流さないといけないようですが、しつこく嫌味を言われる、詰り続けられるなど、困った行動をするASDの「当事者」もいるようです。その場合は、「周辺者」は、合わせすぎず、聞き流しつつ、「とにかく、問題を最小限に、うまくいくこと」だけを考えて、無理をしないほうがいいようです。嫌なことを無理してやってしまうと、ASDの「当事者」によっては、無理をしてもらったなんてことは気づかずに、「前にやってくれたのだから、今度も」と言い張る人もいるようです。「周辺者」が兼ね合いを考えて、判断したほうがよさそうです。