ASDの当事者は、相手の感情に対しては興味がありません。言われても、「???」となるだけです。そういう話を入れると、「何が言いたい?」となり、わからなくなる人もいるようです。
「○○○は、私は嫌だったからやめて。それで、次からは、こっちのほうがいいかな? どっちにする?」
→「次からは、これにしてください」
「早くしてください。終わらないの? 急ぎで頼まれている用事があるんだけど?」
→「急ぎの用事があります。あと、何分かかりますか? 時間に余裕があるのなら、こちらを優先してください」
相手に気持ちを確かめないで、頼んでしまうのは、相手を尊重していないかのようで、「してもいいのだろうか?」と「周辺者」は迷います。一般的には、説明をして、相手の意思を確認してから決めますが、ASDの「当事者」と意思の疎通がはかれないケースはいくらでもあります。決められるのなら、「周辺者」が判断して指示を出すほうが、よい場合も多いです。
もめそうな場合は、事務的に話す、ビジネスライクに話す。そういう方法しかない場合もあるようです。言い張られても、トラブルになっている原因が、自分にあることを説いても受け入れない「当事者」も多いため、無理して、「当事者」の言い分を聞く必要はなく、流したほうがいいケースもいくらでもあるようです。