始めに

基準のページは、左の固定ページとなります。すぐ下のラベルはブログ記事の項目別になっています。右の目次は、ブログ記事の目次となります。

自分の希望ばかり主張する「当事者」の場合

 よくコメントに書かれているのが、発達障害者にばかり合わせていられないのに、自分の希望ばかり言っていて、疲れる。という言葉です。職場の人、家族、大変なのはわかるけれど、「全部は、合わせていられない」というのが多いと思います。感覚過敏から来るもの、独特のこだわりから来るもの、時間がかかりすぎる、結論が出せない、なのに、変更できないと説明しているのに、言い張られる。などなど、たくさんの、主張があるようですが、予算、時間の制約、気持ちの問題も重なって、合わせている方が疲れ切ってしまうことも多いようです。「当事者」の方も、「ものすごいまでに我慢ができないのに」と思っているようですが、その状況は、その本人が感じている状態であり、周りの人と感覚が違いすぎて、わからないことも多いです。肌触りが違うだけでいやだとか、子供の声が大きいだけで、絶叫しているように感じるとか、手順の順番が狂うだけで、不安が強いとか、感覚の問題なので、「周辺者」からすると、我慢できないというのが、理解しづらい状態です。さらに、「当事者」が時間をかけて結論を出しても、そのときは、周りの人の気持ちが冷めているとか、「当事者」が問題を放置した結果、手遅れになったとか、たくさんの問題があります。
 金銭、命、重要事項の場合は、発達障害者の気持ちやこだわりよりも、一般基準を優先した方がいいそうです。それ以外の線引きが、かなり難しいですが、無理して合わせなくてもいいようです。我慢をし続けるのは、限界が来るからです。その場合は、「聞き流す」しか、ないようです。鈍感になれていく必要がありますが、「周辺者」は、人目も気にしますし、感情もあります。鈍感になるにしても、限度もあります。状態に合わせて、ハードルを下げ、自分ができる範囲を、「当事者」だけじゃなく「周辺者」も決めた方がいいようです。「したくない」「できない」と、障害者には言いづらいのが、現状です。まるで、「障害者を見捨てる、悪い人」になってしまったかのような罪悪感を持つケースもあるからです。ここで、大事なのは、「周辺者」の心が持つかどうかです。持たなさそうな場合は、決して無理をせず、自分のペースを守り、自分の世界を持ち、「障害者優先にしないといけない」という概念を捨て、自分の気持ちに正直になって、行動した方がいいようです。カサンドラ症候群まで行くと、大変になります。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医