始めに

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後悔、罪悪感、不安を捨てる方法(周辺者)

 発達障害の場合、「ああすればよかった」「あの時、気づけばよかった」「申し訳なかった」「周りに迷惑をかけているかも」「将来が不安だ」「早く自立してほしい」「いつになったら、できるのか」「このまま、私が支え続けるの?」「もう、限界だ」と、つぶやきたくなることの連続で、支援疲れやカサンドラ症候群の状態まで行ってしまうケースがあります。

 とりあえずの処方箋は「ハードルを下げる」ということになるようです。自分の気持ちに合ったハードルにしたほうがいいようです。

 支援疲れを起こした場合は、休むこと。頼める人がいたら、頼むという方法もありますが、発達障害の人の世話をしてくれるなんてことは、まず、なくて、ヘルパーを頼んでいるのでという人以外は、背負っている部分がたくさんありますが、「全部、引き受けるという価値観を捨ててください」という方法を使うようです。「お子さん、旦那さん、奥さんを、そのままの状態が、その人の状態です。症状も含めて、その人なのです。その人がいろいろできたらよかったと思ってしまうのは、自然ですが、やってもらわないと困るという意識は捨てたほうがいいでしょう」と書かれている専門家もいます。
 支援疲れを起こすのは当然です。真面目で、たくさんの本を買い込み、ノートまで作り、必死になって、社会適応をさせないと、相手に合わせないといけないという心を、いったんリセットしたほうがいいそうです。「社会適応は、できたら、そのほうがいいけれど、できないかもしれない。それが、その人にとって、自然な状態です。受け入れてあげましょう」と心掛けたほうがいいようです。不安もつきませんが、「後悔、罪悪感、不安は、積み上げたら、限がないですよ」と、専門家の人が言っています。発達障害の場合は、「できないことだらけです。それが自然です」「諦めないといけないことを受け入れてください」「社会適応は、難しい部分もありますよ」「無理をして、心を壊すまで、発達障害者に合わせないでください」「不安になって、当たり前、でも、それを考えることを、いったんやめましょう」と心がけておいた方がいいようです。

 カサンドラ症候群まで行っていたら、もう難しいので、「発達障害の人は変わりません。あなたの心は疲れ果てています。もう、無理です。お互いに辛くなります。お互いに距離を取り、相手も変わらない、あなたも変わらないでいい。相手も無理しない、あなたも無理しなくていい。相手の責任の分は引き受けない。罪悪感も持たなくていいですよ。どんな人も、お医者さんも、カウンセラーも、難しいと言っている状態なので、家族が支えるのは限度があります」と考えたほうがいいようです。

 努力目標が高すぎて、現実の発達障害の「当事者」の、今の成長スピードとレベルに合ってない場合に、「周辺者」がイライラしたりすることも多いようです。

 意思の疎通は、図れても、図れなくてもいい
 できても、できなくてもいい
 無理をしない
 発達障害の人が責任を取らないといけない部分は、無理して考えなくてもいい
 そのままの、その人を愛せるかどうかを考えましょう
 犠牲にならなくていい。応援するか、したくないかを決めるだけでいい
 相手が変わってくれなくてもいい。自分も変わらなくてもいい。

 などなど、たくさんの自分のための言葉を、自分にかけてあげるというのも、荷下ろしの方法のようです。自分に合った言葉を浮かべるだけでも違います。自分を慰め、自分を励まし、自分に優しく、できなくていい自分を認め、できない相手も認めるという作業を繰り返して、たとえ、できないことが多くても、「こうしないとだめだ」を捨てたほうがいいようです。それぐらい、発達障害の症状というのは難しい問題で、一人で引き受けられるようなレベルではないようです。

*金銭、暴力、のっぴきならないレベルの問題、早急に考えないといけない問題は別になります。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医