始めに

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パニックになったら

発達障害のパニック状態は、一見、「空気が読めない?」「この人、わかってないの?」「何度言えばわかるの?」「言葉の意味がわかってないの?」「聞いてないの?」と、「周辺者」には、見えることがあります。

名前を呼ばれても気づけない
 実際は、脳の中で、いろいろなことを考えていて、反応が鈍くなっていると言われているようです。目に見える風景の処理で忙しいとか、さっきまでの言葉の処理で、頭の中がいっぱいとか、人が多すぎて、どの人の言葉を聞いていいのか、わからなくなる。たくさんの理由があるそうで、その一つ一つを日常生活の中で、覚えてもらう必要があるそうです。聞くときに、緊張しすぎるのなら、リラックスしたり、情報整理しやすいように説明して対応を教えるなどで、覚えてもらうのがいいそうです。

会話について行けない
 この場合、グループ行動で、他の人が、一番聞き取れない人に合わせると言うことができる現場とできない現場があります。友達同士なら、途中で、わかる範囲だけ説明を加えられますが、顔見知り程度、会社での出来事だと、途中で止めるわけにいかないので、そのままになります。あとで、説明してもらえばいいですが、それすら気づいてもらえず、フォローなしで、失敗につながることがあるので、自分の状態を知っている理解者を作っておく必要があるそうです。初対面だらけの場合は、もう、難しいので、その場の感じで進められて行くケースが多く、トラブルにつながりやすいので、「当事者」が自覚しておいて、確認するしかしょうがないです。自覚してない「当事者」の場合は、次から相手にしてもらえなくなるかも知れない。

物、人にぶつかる
 とっさの時に、情報処理が追いつかないために、起るそうです。「そんなの、立ち止まればいいじゃないか」と「周辺者」は、あきれますが、それができないから、障害と名前がつく。処理は追いつかないので、そばにいる理解者が、手を引っ張って、立ち止まらせるぐらいしか、方法がないようです。子供の場合は、ぶつかって、痛いと怒りだし、なんてことで、トラブルに発展しやすいようです。

思考ぐるぐるで、聞こえなくなる
 トラブルに弱い。そのため、説明すら聞こえなくなる。静かな場所で、静かに脳を落着けるのが先になります。部屋の隅に行き、壁の方に顔を向け、耳を塞いで、呼吸を整える訓練をするのを繰り返すそうです。

ページの用語

「当事者」ASD、ADHDの症状がある人
「周辺者」アスペルガー、ADHDの周辺にいる人
「専門家」カウンセラー、精神科医